ご家庭によってお金に対する考え方は様々かと思います。中でも顕著に現れるのが「パパのお小遣い」。パパが満足する金額で、なおかつ家計に響かない範囲に抑えるのは、なかなかバランスが難しいものです。
そこで、今回はパパの1ヶ月のお小遣い相場について調査してみました。
パパの1ヶ月のお小遣い相場は?
パパのお小遣いの平均額について、新生銀行が1979年~2018年の推移を公表しています。
・1979年…47,175円
・1990年…77,725円
・2003年…43,303円
・2007年…49,376円
・2013年…38,457円
・2017年…37,428円
・2018年…39,836円
1980年のバブル景気で、パパたちのお小遣いは急激に増加し、1990年には77,725円と過去最高額に。その後、バブル崩壊で徐々にお小遣いは減少していったことが見てとれます。
ただ、2017年から2018年の1年間で、お小遣いは全体で2,408円増額。年齢別の調査では、20代が42,018円と大きく上昇したようです。きっと、近年の好景気がお小遣いにも反映されたのでしょう。
しかし、個別のデータを抽出すると、1年間でお小遣いが「アップした人」は全体の5.7%でした。パパたちの好景気は限定的なもので、大多数は「据え置き」または「ダウン」したのが現実です。
沖縄県のパパたちのお小遣いは、1万円未満が3割にも
新生銀行のデータはあくまで全国の平均を調査したもの。地域によって、賃金や物価に差があるだけに、必ずしも「沖縄県」のパパたちが平均に届いているとは限りません。
沖縄県に限定して調査したところ、沖縄タイムスが2019年4月9日の記事で沖縄県内の男女のお小遣いについて以下のデータを発表していました。
・10,000円未満…32.5%
・20,000円未満…19.5%
・30,000円未満…19.0%
つまり、沖縄県のパパのおよそ3割が10,000円未満のお小遣いなのです。全国平均が40,000円に迫る勢いの中、沖縄県のパパたちは、なかなかにシビアな生活をしていますね。。。
大切なのは、お小遣いを“どこまで含めるのか”
結局のところ、各ご家庭の経済状況や、お金に対する考え方によって決めるのがパパのお小遣い金額だと思いますが「お小遣いの範囲をどこまでにするのか」だけは、しっかりと考えておきましょう。
と言うのも、お小遣いに「ガソリン代」や「お昼代」を含める家庭もあれば、それは別で支給して、純粋にお小遣いとして使える家庭もあり、意外とこの線引きは重要です。
例えば、毎月10,000円のお小遣いだったとして、お昼代で10,000円使っていたら残りません。「仕事帰りにちょっと飲みに…」ができないのは、パパの気持ちを考えるとなかなかツラいものです。。。
近年の好景気。お小遣いアップをおねだりするタイミングを見計らっているパパもいるかもしれませんね。(簡単にお小遣いアップに応じるのは大変だと思いますが、たとえ難しくても検討くらいはしてあげてほしいです!切実です!)
この記事をきっかけに、沖縄県のパパのお小遣いが少しでもアップすることを、同じパパとして願っています。
参考:新生銀行
https://www.shinseibank.com/corporate/news/pdf/pdf2018/180628okozukai_j.pdf
参考:沖縄タイムス
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/98855