ママがパパの言動に対して傷つくのと同様に、パパもママの言動に傷ついていることがあります。男はガラスハートなので、ママはそんなつもりじゃなくても、知らないうちにパパを傷つけているかもしれません。
今回は、新米パパ堀本が感じる「パパが傷つくママの言動ワースト5」をご紹介します。
第5位:「当たり前でしょ?」
たまの休日、パパが家事や育児を手伝おうをしたときに「当たり前でしょ?」と言っていたり、当たり前感を出していませんか?
確かに、家事や育児はママが主体のものではなく、パパも一緒にするべきことです。普段から参加していないパパに対して「休日くらいは手伝って当然!」となる気持ちも分かります。
ですが「当たり前でしょ?」と、あたかも常識のようにしてしまうのは要注意。
仕事をしているパパであれば、まず家計を支えることで大きな役割を果たしているはず。まずはそこを念頭に置いて、ただ「ありがとう!」とパパのやる気を尊重してあげてください。
第4位:「それじゃダメよ…」
パパが家事や育児を手伝っているときに「それじゃダメよ…」と途中で遮ってはいませんか?
普段から家事や育児をしているママには、これまで実践してきた正しいやり方があると思います。おそらくその方が効率的で、よりスマートに作業を進められるのでしょう。
ただ、パパからすれば「ママから否定された…」と、やり場のない感情だけが残ってしまいます。
家事や育児に不慣れなパパですが、やる気は十分なはずです。そのやる気を削いでしまうと「手伝うと逆に迷惑になっちゃう…?」と、ちょっと消極的になってしまいます。
パパが何か作業をする前に「ここはこうしてね」と、具体的に教えてあげると否定せずに済むので、ぜひレクチャーしてあげてください。
第3位:「どっちがいい?」
買い物中、パパに「(AとBがあるけど)どっちがいい?」と聞いてはいませんか?
本当にAかBで迷っているのなら聞いてもいいと思います。パパの意見を聞いた上で、より良い選択肢を探すというのは夫婦として互いに尊重しあっているやりとり。
ですが、もしすでにどちらにするのか決まっているのであれば、それは“悪魔の質問”です。
正直「どっちがいい?」と聞かれることきは、すでに答えが決まっていることは理解しています。だからこそ、その答えを間違えたときのことが怖いんです。
すでに答えが決まっているのであれば「こっちにしようと思うけど、どう?」と聞くのが正解です。
第2位:「パパ、パパ」
結婚し、子どもが生まれてからパパのことを「パパ、パパ」と呼んではいませんか?
子どもに対してや他人の前で「パパってね」と呼ぶことはいいと思いますし、むしろ呼ばないと違和感があります。パパ以外の「お父さん」「ダディ」「パピィ」でもアリでしょう。
ですが、忘れてはいけないのは、あくまで子どもにとってのパパであり、あなたのパパではないということです。
よくママがパパに対して「私はあなたのママではありません!」と怒るのと同じ。互いに名前で呼び合わなくなると、次第に自己に対しての自信をなくしてしまいます。
子どもの前では「パパ」、パパの前では「名前」と使い分けるのが互いを尊重する秘訣です。
第1位:「もう帰ってきたの?」
パパが仕事から帰ってきたときに「もう帰ってきたの?」と、何気なく言ったことはありませんか?
ただでさえ家事に育児と忙しくしているママですから、さらにパパの相手までするのは大変です。「もうちょっと遅くてもいいのに…」と思ってしまうのも仕方ないのでしょう。
ですが、心で思っていてもパパに対して「もう帰ってきたの?」と、口にするのは絶対にやめてあげてください。
パパにとって、ママと子どもがいる家庭は、心のよりどころであり帰るべき場所です。そのママから「もう帰ってきたの?」なんて残念そうに言われたら、もう仕事する気もおきません。僕たちはどこに帰れば良いんですか?泣
たとえ家事や育児で疲れていても、パパには「おかえりなさい」と言ってあげてください。
男性はいつまでたっても子どもですぐに傷つきます。でも反対に、褒めればどんどん伸びていきます。
ぜひ、上手に持ち上げて、いつまでもかっこいいパパでいさせてあげてくださいね。
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