パソコンと基本的な文章スキルがあればできるWebライターというお仕事。「自宅で働けるから楽そう」「子育てとも両立しやすそう」と感じていらっしゃる方も多いかもしれませんが、実は月10万円を稼げるようになるまでは意外と大変。
今回は新卒フリーランス、Webライター歴6年目の筆者が、月10万円を稼ぐ方法についてご紹介します。
気になるサイトには自分からアプローチする
Webライターとして活動すると決めたら、まずは気になるサイトに自分からアプローチをします。
ただし「お仕事をください」と頼み込むだけではなく、サンプル原稿をいくつか用意しておくといいでしょう。Web記事といっても、サイトによって若干の構成の違いがあります。
分かりやすい部分でいうと、最後の「まとめ」も一項目として、しっかり書いてほしいところもあれば、そうではなく2行くらいでシンプルにまとめてもらって構わない、というところもあります。
アプローチ予定のサイトを確認し、そのサイトのフォーマット(文章の流れ)に合わせて、サンプル原稿を書いておきましょう。
実績がでてきたらポートフォリオを作成したり、ホームページを開設したりと、さらに強力なアプローチ方法へと切り替えられます。
他のママライターを徹底的に研究する
Webライター業界の競争は激しい、と筆者は常々感じています。毎日が椅子取りゲーム状態で、ずっと座り続けているためには、ただ文章を書けるだけではなく「この人と一緒に仕事をしたい」「この人になら任せられる」と周りから思ってもらえるなにかが必要です。
とくに“ママライター”と名乗る場合は、他のママライターと何が違うのか、自分ならではの武器と、他のママライターにはできないような記事を提案する必要があります。
たとえば、国際結婚をしているなら、それも一つの武器であり、個性です。「幼少期から英語ではなく美しい日本語が話せ、書けるように教育しています」というのも、それもまたひとつの個性です。
ママライターとして成功するためにも「差別化」を意識してみましょう。
自分を商品と見立ててキャッチコピーをつける
ママライターとして自分をどう魅せていくのかは重要です。
仕事上では、結婚していることや子育て中であることをあえて見せないのか。それとも、ママタレのように子どもとの日々を公開することでブランディングを形成していくのかは、個人の価値観によっても異なります。
自分らしさがみつからないときは、自分自身を商品と見立てて、ぜひキャッチコピーをつけてみてください。
ちなみに筆者の場合は「記事を通して、小さなきっかけを提供します」というのを基本コンセプトにし、新しく仕事がスタートするたびに先方にお伝えしています。
ママライターさんであれば「ひとりでがんばるママの心にそっと寄り添うライター」「仕事もママも全力で楽しむ女性の心に響く記事を書きます」など、キャッチコピーがひとつあると、仕事も軌道にのりやすくなります。
月10万円は簡単なようで実は難しい課題。ですが、きちんと努力を続けていれば短期間でも叶えられる範囲です。他のママライターにはない自分ならではの魅せ方・仕事の進め方を開発しましょう♩
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