夏がやってきました!今年も暑い日々が続きそうですね。そうなると、やっぱり恋しいのは海。特に沖縄県民はそうかもしれません。
ですが、夏は海辺の事故も多発する時期なので要注意が必要でもあります。
実は沖縄では海の浅瀬でも危険な生き物がいるんです。そんな危険生物に遭遇するのは、潜水をするような大きな子どもだけの問題と捉えがちですが、初めて海水浴デビューするような赤ちゃんにもその危険は迫っています。
今回は、沖縄で気をつけなければならない“浅瀬にも頻出して見られる危険な海洋生物”について、ご紹介します。
ハブクラゲ
ハブクラゲは、沖縄や奄美でよく見られる猛毒のクラゲ。被害者数も多いもののひとつです。毒性が強く、流れのよどんだ場所で見られます。
半透明なので、気づかず触れて刺されるというケースが多々…。刺されたら患部に激痛が走り、ミミズ腫れや水ぶくれの症状を起こします。ひどい時は呼吸困難や心停止で死亡する場合もある危険生物です。
カサゴオコゼ
水底で岩などに擬態していて、砂にもぐっていたり、体に砂をかけ隠れていたりすることが多く、気づかずに触ってしまったり、踏んでしまったりして、被害に遭うことが多い海洋生物です。
沖縄では、浅瀬にもやってきて、隠れているという厄介な生物でもあります。
背びれにトゲを持ち、神経に作用する毒があるので、刺されたら体が痙攣して溺れる危険があります。
背びれのトゲは硬いため、ビーチサンダルも簡単に貫通してしまうほど。基本的には注意深く観察することしか防ぐことができませんので、お子さまの足元にはしっかりご注意ください。
ウミヘビ
ウミヘビは、毒を持っている危険生物という認識が広がっているので、うかつに手出しをする人は少ないでしょう。
呼吸をするために海面に姿を現すことがあるので、見かけたらまず近寄らないように。
まとめ
沖縄は豊かな海洋資源があるからこそ、危険な海洋生物もいっぱいいます。自然の豊かさと、自然の猛威は隣り合わせということを、常に頭においておきたいですね。
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