親しき仲にも礼儀あり。ママ友は友だちとは少し違うからこそ、LINEでは慎重な行動が求められます。基本を分かっているつもりでも無意識のうちに誰かを傷つけていたり、トラブルに繋がっていたりなんてことも。
子どもにまで負担をかけないように、LINEマナーを見直しておきましょう。
悪口は言わない、同意もしない
基本中の基本ですが、たとえグループLINEの中の誰かが悪口を話しはじめても流れには乗ってはいけません。同意もしないほうが安全でしょう。
他の人たちとのやりとりをしばらく静観しているか、もしくは別の話題になってから登場するくらいで十分です。
LINEに何かメッセージを残すと、それが証拠となり「〇〇さんだって、こう言っていたよ」と、よからぬ噂を流されちゃう場合も。「〇〇ちゃんもそう思うよね?」と言われても、YESもNOも言わずに、上手に交わしておくのが理想的です。
一方的に家自慢をしない
あるママのお話です。彼女は出産前後もバリバリ働き、今も自分のことを誰よりもキラキラしているワーママだと思っています。以前の彼女は「SNSはあまり興味がないかも」と言っていたほど無頓着だったはずなのですが、第一子を妊娠してからは、常に何かしらの自慢を話すようになりました。
家を買ったとだけ言えばいいのに「うちには広いベランダもあって」「旦那さんには感謝してもしきれない」など、細々と周囲に報告。ところが彼女と繋がっているママに話を聞くと「私も自慢されたけれど、あれはちょっとね~」と愚痴をこぼしていたのです。
話を聞く立場からしてみると、LINEで個人的に自慢されるのは、いつか限界がきます。ママ友同士だからこそ、なぜそこまで他人に対し自慢できるのかが分からないと感じる人もいるでしょう。
家の中のこと、とくに幸せ自慢は、できれば、おうちの中だけでシェアしておきたいところかもしれません。自慢を続けていれば、もしかしたら、グループの中でも浮いてしまう存在になっちゃう可能性も。
話題の中心よりも聞く立場に回る
グループLINEでも個人的なLINEでも、ガツガツ自慢話をしてくるママ友に対しては、
ひたすら話を聞いてあげることで、関係を維持できます。余計な口を挟まずに、ただひたすらに話を聞く。
たとえ「〇〇さんは、最近どう?」と、家庭の現状を聞かれても(たとえ良い知らせがあったとしても)「うちは、とくに何もないのよ〜」と明るく答えておけば、情報を流されずに済みます。
わざわざ話題の中心に立つ必要はありません。何歩も後ろへ下がり、聞く立場を徹底していたほうが、人間関係はうまくいきます。
距離の近さ・遠さに関係なく、誰に対しても、一定の距離を保つことが大切です。LINE上でも丁寧な振る舞いを心がける。仲よくなっても、LINEを送るときは、いつも「親しき仲にも礼儀あり」を意識しましょう♩