在宅ワーカーにとってSNSは履歴書。
ホームページを制作する余力が出ない人こそ、SNSは履歴書と同じ役割を果たしてくれます。
履歴書にマイナスな出来事を書けば、当然、採用されにくくなります。いつどんなタイミングで誰が見ているか分からないからこそ、SNSマナーを見直しておきましょう。
関係者の愚痴は一切書かない
私自身のフリーランス歴が少しずつ長くなる今、改めて感じるのは、仕事関係の愚痴をSNSに書く人が想像以上に多いということです。
仕事をしていれば、誰かに対しイラっとする瞬間はあります。けれど、ありのままの状況を書けばいいわけではなく、今の仕事で生きていきたいと願うなら、悔しい思いをしても、それは書かなければいいんです。
自分のSNSに、どんな人が訪問しているのかは分かりません。
もしかしたら、予想よりもはるかに多くの人から注目を集めているかもしれないんです。今まで築き上げてきたものを自分の手で壊さないように、愚痴は一切書かないというルールを徹底しましょう。
無断で画像を転載しない
無断で商品を撮影しない
Webライターというお仕事をしていると、画像についてのルールが年々厳しくなっていると感じさせられます。
ところが、SNSを見ていると芸能人の公式な画像を自分のSNSに載せている人もなかにはいます(ライター業なのに!)。転載禁止と書かれているのに、動画や写真を無断に載せるというのは、あきらかにマナー違反です。
さらには、お店の商品を無断で撮影し、SNSに載せている人もいます。たとえ、その一枚がオシャレな写真だったとしても、マナーを破っている時点で決してインスタ映えではないんです。
SNSを公に向けて公開しているなら、写真や画像のマナーもきちんと守りましょう。
プライベートを公開しすぎない
在宅ワークを安定させたいなら、プライベートをありのままに公開しすぎるのも、あまりおすすめできません。
Webライターの場合は、納品後、最終的に体裁を整えてくださるのは編集部の方たちです。朝から晩までチェックしていただいているのに、その間に「〇〇に行きました!」「〇〇ちゃんと遊びました♩」「今日はエステにネイルです!」とSNSに書いてしまうと(スケジュール通りに納品を終えていたとしても)決して良い印象にはなりません。
どうしても、プライベートについても書きたいなら、仕事用のアカウントは別にもう1つ作ったほうがいいかも(鍵をかけて身内だけのSNSアカウントにするのもアリ)。仕事関係者と繋がっているアカウントなら、プライベートな情報を書き込みすぎないように、投稿内容は調整しましょう。
SNSは履歴書と同じ。
つまり、何もかも載せればいいというわけではありません。「常に誰かが見ている」つもりで、投稿する際には細心の注意を払いましょう!