はいさーい!
東京都出身の沖縄移住フリーライター、藤森大輔です。テレビCMの制作や、芸能メディアのライターを経て、ついに憧れの沖縄移住を果たしました!今回がryukyu記事での初投稿です。どうぞよろしくお願いします!
今回は、4人の子どもを育てながら働くママのリアルな声をお届け。
仕事と子育てに追われていた過去の経験談やエピソード、好きなことを形にできた今の暮らしや、沖縄の働く環境についてなど、赤裸々に語ってくれました。
働くママ:我部 梢さん
沖縄県出身奄美大島育ち。家族は夫と3男1女の4人の子ども。
専門学校卒業後に作業療法士として9年間勤務。働きながら結婚・出産を経験し2019年8月に退職。10月より南城市に自身がオーナーを務めるレンタルスペース「CS Tree」をオープン。
仕事中心から「子ども中心」の生活に変えたかった
我部さんは、どんなお仕事をされてるんですか?
南城市にあるレンタルスペース「CS Tree」のオーナーとして働いています。利用してくれるお客さんの対応をしたり、ここで開かれるイベントの企画や準備をしたりしています。
レンタルスペースをオープンする“きっかけ”って何かあったのでしょうか?
4人目ができてから、子どもを中心に時間を使いたいと思ったことがきっかけです。今年の8月まで作業療法士として働いていたのですが、子育てをしつつも、なんだかんだ“仕事中心”の時間の使い方になってしまっていたことが、ずっともどかしかったんです。
作業療法士って、名前だけ聞いても大変そうなお仕事な印象があります。
朝5時に起きて、自分の準備をしつつ子どもの準備もして、朝からバタバタでした。保育園に送り届けたあとは、夕方5時半まで仕事。ダッシュでお迎えに行って、帰って、夕飯りという毎日で、とてもじゃないけど余裕なんて持てませんでした。
息つく暇も無い…。
本当にそうでした。仕事でイライラしてしまう時期は自分の顔や態度に出てしまっていたみたいで、子どもたちを不安にさせてしまうことがありました。不思議とその時期は、子どもたちが体調を崩すことが多かったんです。
お母さんの気持ちって、子どもたちにも伝わるものなんですね。
お母さんは“妊娠中にダッシュ”するほど時間がない
「仕事と子育ての両立」って言葉にするととても簡単ですが、我部さんのお話を聞けば聞くほど想像を超える大変さを感じました。
3人目の子がお腹にいるときに、切迫早産になってしまって。
職場復帰して間もなく、子どもを迎えに行こうと無意識にダッシュしてしまって。周りからも「走るなー!妊婦だろー!」って怒られました。
妊婦さんがダッシュ…!驚
驚きますよね。笑
でも、それくらい余裕が無かったんだなあ…って、今振り返ると思います。
レンタルスペースをオープンされた今、新しい生活はいかがですか?
今の生活は、子育てと仕事のメリハリをつけることができていますね。自分の理想に近い時間の使い方ができています。
子どもたちを保育園に預けた後は、お客さんを受け入れる準備や対応をして、17時頃にお迎え…といった感じです。心に余裕をもてる毎日過ごしています。
何より、走ることがなくなったと、笑って話してくれた我部さん。笑
次回は「“沖縄”という場所で働くこと」についてお伺いしています。沖縄に移住を考えているご家族の参考になれば幸いです。
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