こんにちは。ryukyu writersです。
「子どもはほめて伸ばしましょう」という言葉、よく耳にしますよね。でも、テレビなんかを観ていると有名な教育家の先生が「ほめて育てると、子どもを潰しますよ」と言っているのを目にすることもあります。
子どもを育てていく上で、ほめるのがいいのか、ほめないで厳しく育てたほうがいいのか、悩むことありませんか?
結論から言えば、ほめることはいいことです。子どものエネルギーになります。特にママからほめられた経験は、子どもの最高のエネルギー源になるんです。今回、私からは「ほめるって、どうするの?」をテーマにお伝えします。
ほめて育てると、子どもが潰れるとは?
では、「ほめて育てると、子どもを潰す」っていうのは、いったいどういう原理なのでしょうか。
これを正確に言うと「ほめ方を間違うと、子どもを潰す」になります。たとえば、子どもがどんなことをしても「えらい子!」「あなたはすばらしい子!」「あなたが悪いことをするわけないわ!」「何しても優秀ねえ」とほめる。それは子どもを勘違いさせてしまいます。
そうやって育った子は、自分は何でも出来る、他とは違う特別な人間だと思い込んでしまいます。失敗して人から注意されることを非常に嫌がります。少し叱責されただけで心が折れてしまう、根元の弱い人に育ってしまうのです。
どんな風にほめよう?
それはとても単純。「子どもの行動」をほめるのが正解です。
「〇〇やって、えらいね」「ママの言うこときいてくれて、ありがとう」「こんなことが出来て、すごいね」と行動をほめるのです。行動をほめると、子どもは何をするとOKで、何をするとダメなのかがよくわかります。
逆に、ダメというときも同じです。行動に対して、ダメだしをするのです。「この行動はダメ」という風に。そうすることで、ママはあなたのことは大好き、でもこの行動はいけないこと、というのがきちんと伝わるのです。ほめるときは、ママが何をほめているのかが、子どもにきちんとわかるように具体的にほめましょう。
ほめるメリット
さて、ではどれくらいほめるのがいいのでしょうか。
その答えは「どれだけほめてもいい」です。いい行動を見つけたら、すかさずほめます。ぶつくさ言いながらでも嫌な宿題を始めようと腰をあげたなら、「宿題やるんだ、えらい!」とほめます。最初はほめられ慣れていなくて照れたり無反応だったりしますが、だんだん子どももほめられ慣れてきます。
ほめられると、子どもは嫌なことをやるハードルが少し下がります。大人でも同じです。ほめられると普段は嫌でなかなか腰のあがらないことも、少しやりやすくなる、それと同じです。それに、ほめられて嬉しそうに口元がゆるむ子どもを見ると、ママも幸せな気持ちになりますね。なので、どんどんほめましょう。
まとめ
ほめるのがいいってわかっているママはとっても多いです。でも意識していないと実はそれほど子どもをほめていないことが多いのも事実。心の中で「いいね」と思っていたけど、子どもには伝えていない、そういうことって多くありませんか?
だから、その行動いいねって思ったら、すかさず言葉にして伝えてあげましょう。きっといい笑顔が見られます。そして、気分がよくなった子どもは、ママのことほめてくれますよ!
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