凧揚げをする子ども

子どもが帰ってくれない時の言葉がけ2つのポイント

DATE - 2019.12.30
CATEGORY - 妊娠・子育て・家族
WRITER - ryukyu writers

こんにちは。ryukyu writersです。

子どもと公園に遊びに行ったりすると、「帰ろう」と言って、すぐにとんでくる子って少ないと思います。よほど家に帰って楽しみなことがあれば「はーい!」と笑顔でとんでくるかもしれませんが、たいがいは無言か「やだ、まだ遊ぶ」という返事じゃないでしょうか。

そういったときに、どういう風に声をかければ、少しでも早く帰路に着くことができるのでしょうか。出来れば子どもが泣いているのを抱えて帰るのは避けたいですよね。

子どもが帰らない理由

子どもにとって公園で遊ぶのは、とっても楽しいものです。大人で言うと、毎週楽しみにしているドラマを見ている時間のようなもの。お酒好きな方にとっては、飲み屋さんで過ごす時間のようなものではないでしょうか?

しかも、子どもにとって遊んでいる時間というのは、終わりはありません。つまり、常に途中の状態なのです。

大人だって毎週楽しみにしているドラマを見ている最中に「終わりにして」と言われたら、嫌ですよね。しかも集中している時に言われたら、言われていることに、気がつかないかもしれません。

それと同じで、遊んでいる最中に「帰ろう」と言われても、今盛り上がっているところだから嫌だと思うのは当然です。

どうやって終わりを作るか

ちなみに、子どもの遊びは待っていても終わりは来ません。つまり、終わりを用意してあげないといけないんです。

ドラマも突然終わりにはなりません。その回の終わりを目指して起承転結があり、予告が入って終わりになります。それと同じで、子どもにも「そろそろ終わりにもっていかなくちゃいけないんだよ」という予告をします。

帰る15分前に「あと15分で帰るよ」と声をかける。10分前にも「あと10分で帰るよ」と声をかける。5分前になったら「あと5分だよ。そろそろ終わりになるよ」、3分前、1分前と刻んで、最後に「さあ終わりにして帰るよ」と言うのです。

面倒くさいけど、こうしてあげると、子どもは自分で終わりにする心の準備を始めます。まだもう少しは遊べるな、でもそろそろ終わりになるんだなって考えるのです。

ポイント1
帰る前にはカウントダウンの声がけをしよう

声をかけるコツ

ただ、その予告はひとつだけコツが必要です。

予告をするときに、ママ友としゃべりながら、子どもの背中に声をかけてもダメ。おおかた聞こえていません。条件反射で返事をする子もいますが、それはママの声が聞こえたことに反応しているだけで、内容は聞いていません。

なので、面倒でも近づいて顔を見て、ママの存在に気づかせてから声をかけてください。このひと手間が本当にあとでいきてきます。これをしていないと、どれだけママが予告を丁寧にしていても、子どもは「はい、終わりにして帰るよ」と言われたときに、初めて言われていることに気がつきます。

そうなると、子どもの意識としては、急に終わらせられたと勘違いしてしまうのです。これはもったいないです。

ポイント2
しっかり目を見て声をかけよう

まとめ

何かを終わりにして欲しい時は、しっかりと目を見て予告を入れることが一番有効です。

ごっこ遊びをしている子どもを見ていると、よくわかります。予告を入れると、時間が減るごとに話が結末にむかうよう、自分で調整していきます。戦いごっこの決着が急についたり、それからやりたかった遊びをあわててやりだしたりします。これは、子どもなりに終わらせようとしているのです。

こうすれば、遊びにいった帰り道、親子とも満足な表情で「楽しかったね」と言い合えますよ。年末年始は子どもと遊ぶ時間がたくさん増えると思います。子どもの帰らないに困っている方は、ぜひお試しくださいね。

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