映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ

ゴールデンウィークには『映画 すみっコぐらしとびだす絵本とひみつのコ』でご自宅映画館♩

DATE - 2020.5.1
CATEGORY - ライフスタイル
WRITER - ふじもとつるり

世界が不安定なここ数ヶ月。ずっと外出自粛を意識するなか、ゴールデンウィークはどのように過ごしますか?今回は、ゴールデンウィーク中にぜひ観てほしい映画を1作「ネタバレなし!」で、ご提案したいと思います♩

昨年ぐぐっと話題になった『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』はご覧になりましたか?すでに観たことがあるよ〜って方も、観たことない〜って方も、ぜひお子さまと一緒にご覧になっていただきたい1作なんです。

とにかく優しくてかわいい映画!

この映画で、すみっコたちは喋りません。ナレーションと優しい音楽で、物語は進んでいきます。

ただでさえかわいいすみっコたちが、喋らないままモゾモゾと一生懸命動いている姿…かわいい!かわいすぎます(笑)絵本の世界を中心に進んで行くストーリーは、コミカルな所も多く、娘は大笑いするところもチラホラ♩

『すみっコぐらし』は確かにかわいいけどそこまで感動するの?

かわいいストーリーも、後半に差し掛かると、かなり緊迫して手に汗握る展開になっていきます。

ネットやテレビでは、過剰なほど「見た目のかわいさとはうらはらに、ダークで深いストーリー」なんてレビューがありますが、正直なところ私はそこまで「重さ」は感じませんでした。(感覚は人それぞれですね)

ただ、ひとりぼっちのひよこが「自分の居場所」を探して行くストーリーは、今自分自身に何かに迷いを感じている大人にも、すごく響くと思います。けれど、やっぱり“子どもに向けて”のメッセージ性の方が大きいかな。

子どもの世界でも、進学や引越しなどで「自分の居場所」が変わってしまう事ってありますよね。でもその事実を受け入れるために、子どもなりに考え、悩み、行動して「それぞれの場所」で生きていかなければならない…。大人の都合で子どもに強いてしまうこともありますが、子どもの目線に立って考えないと…と子どもに対しての自分の言動を省みるきっかけになりました。

“自分のおうちがわからないひよこ” と “いつもすみっこにいる、すみっコたち” が必死にもがいて、どうにかして「みんなが幸せになれる道」を探す。

それって、たとえ結末がどうであろうと全員が成長できる前向きな物語ではないでしょうか。

絶対にエンドロールまで

“自分のおうちがわからないひよこ” と “いつもすみっこにいる、すみっコたち” がどんなラストを迎えるかは、実際に観てほしいのですが、とにかく泣けます!

「がんばったね」「よくやったね」そんな気持ちで胸がいっぱいになって、涙が止まりませんでした。ちょっと切ない気持ちで、エンディングの原田知世さんが歌う主題歌『冬のこもりうた』聴いていたのですが…エンドロールのイラストは必見!

少し心に引っかかっていたものが、エンドロールのイラストの数々で全て救われた気がしました。

「すみっコぐらし」の世界観をぜひゴールデンウィークにもう一度

熱く語りすぎてしまったかもしれませんが…とにかく、外出自粛であろうゴールデンウィークには、ぜひ家族ですみっコ達の活躍を観てみてください。娘も「すみっコさん達が頑張ってて嬉しかった!」と泣きはらした目で感想を教えてくれました。

ちょっと悲しい気持ちになるニュースが多すぎる最近。自宅に籠っていると多少なりともストレスも溜まってきます。心があったまって、なんだか自分の気持ちにも整理がつくような…そして前向きになれる『映画すみっコぐらしとびだす絵本とひみつのコ』を、ご家族でどうぞ。

公式サイトはこちらから

アマゾンプライムでの視聴はこちらから

Loadingお気に入り
ryukyu’s WRITER
ライター写真・ふじもとつるり
WEBライター
ふじもとつるり
フリーランスのWebライターです。2014年の6月に娘を出産してから、主に子育てや手芸のコラムを書いています。ワンオペ育児と22歳の老猫の介護、家事に趣味に…と毎日忙しく過ごしています。家族と音楽とコーヒーと本が生きがいです。
記事一覧
you may also like

RELATED POSTS