園児

初めての保育園・幼稚園選びでチェックしたいポイントとは?

DATE - 2019.10.13
CATEGORY - 妊娠・子育て・家族
WRITER - 堀本一徳

毎年、10月~11月ごろになると各保育園・幼稚園では来年度の募集が始まります。共働き家庭が増えている今日において、子どもの預け先をどこにするかは重要です。

ただ、いざ選ぶとなると「どこをチェックすれば?」と迷ってしまうもの。そこで、今回は初めての保育園・幼稚園選びでチェックしたいポイントを3つに絞ってご紹介します。

<記事の内容はこんな感じ>
1.年間を通して通わせやすい立地ですか?
2.園の特色と子どもの性格は合っていますか?
3.保育料以外にかかる費用はありますか?
4.まとめ

1.年間を通じて通わせやすい立地ですか?

休日以外、ほぼ毎日通わせるところなだけに、まずはパパ・ママが送り迎えしやすい立地にあることがポイント。通勤ルートから大きく外れた立地だと、毎日の送り迎えがかなり大変です。

実は、沖縄の公立幼稚園の多くは、公立小学校と併設されています。「子どもが小学校にあがったとき、友だちが一緒だと安心」と考える方は、公立幼稚園を選ぶのがいいでしょう。

ただ、厚生労働省の発表によると、沖縄は2017年に待機児童数が全国1位でした。希望の保育園・幼稚園に入れなかったときも考えて、いくつかの園に応募しておくのが安心です。

2.園の特色と子どもの性格は合っていますか?

保育園は「遊びがメイン」、幼稚園は「勉強するところ」というイメージがあると思いますが、園によって特色は様々。園の特色と子どもの性格、相性が合っているのかもポイントです。

例えば、幼稚園でも英語や音楽など特定の学習に力を入れている園もあれば、グラウンドでのびのび遊ばせてくれる自然派な園も。保育園でも習い事を取り入れているところもあります。

子どもの関心と園のカリキュラムが合っていれば楽しく通えますが、嫌々では辛くなります。まだ関心が定まっていないのであれば、多彩なカリキュラムのある園を選ぶのも選択のひとつです。

3.保育料以外にかかる費用はありますか?

沖縄の許認可の保育園、公立の幼稚園は各家庭の所得に応じて保育料が決定されます。同じ地域であればどの園でも保育料に差はないので、保育料以外の費用で比較するのがポイントです。

例えば、給食や習い事のある園では、毎月の給食代や受講料などが別途でかかります。年間行事の積立金も園によって様々。たった数千円の差でも、年間で考えると大きな違いですよね。

沖縄市を始め、いくつかの自治体では私立の幼稚園に「補助金制度」があります。所得に応じて保育料が一部返還される制度なので、私立を利用する方は自治体に問い合わせてみましょう。

沖縄市の保育料シュミレーター

4.まとめ

保育園・幼稚園の立地、費用等についての確認も大切ですが、1番は「子どもが楽しく通えるのか」です。嫌々通わせていたのでは、子どもの心身の健全な発育にはよくありません。

慣らし保育や園庭開放を行っている園も多いので、普段の様子を知るのにはおすすめです。また、気になる点については入園前にきちんと確認しておくようにしましょう。

子どもが安心して保育園・幼稚園に通えるかどうかは、パパ・ママの目利きにかかっています。

【参考記事】
学童保育、小学1年生4900人が利用あきらめか放課後の預け先探しに「壁」 
待機児童数 2017年第一位 沖縄県

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ライター写真・堀本一徳
ライター・カメラマン
堀本一徳
大学時代に教育学と総合情報を学び、小中高の教員免許を取得。児童相談所や学童保育所での勤務経験あり。現在はフリーライターとして教育やIT、旅行などについて執筆。WEBデザイナー・フリーカメラマンとしても活動中。また、単身で24カ国を旅行するほどの旅行好き。プライベートでは1児の父として奮闘中!
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