働くママは、どうしても子どもと離れている時間が多くなり、一緒に過ごす時間が少なくなってしまいます。子どもを預けて働きに出ていると、後ろ髪引かれてしまう…という人もいるかもしれません。
でも大丈夫!親子にとって大事なのは、長時間いつでも一緒に過ごすことじゃないんです。
子どもは年頃になれば徐々に親から離れていきます。そして、それは健全な成長でもありますよね。だから、大事なのは実際にお互いの顔を見ている時間ではなくて、お互いに考えていることがわかる、心がつながっていることなんです。
親子で離れている時間が長くても、心がつながっていられれば、親も子も寂しいと思うことは少なくなるはず。それでは、親子の心がつながる2つの方法をアドバイスします。
いつもお互いの視点で気持ちを確認しよう
親子で心がつながる方法は、お互いの考えていることが理解できることが大事です。親子の時間があまり取れなくても、「あ、きっとママはこういうことやったら悲しむだろうな」とか、「〇〇ちゃんはこれを買って帰ったら喜ぶはず」なんてわかれば、心がつながっている証拠です。
親子とはいえ、好みも考え方も違うもの。でも、ついつい親は、子どもは自分と同じ考えだと思いがち。同じように子どもも自分の視点からしか物事を判断できません。
だからこそ、お互いの心をつなげるには、一緒にいるときの確認作業が大事です。「ママはこう思ったんだけど、〇〇ちゃんはどう思った?」と常日頃聞いてみるようにしましょう。そうすることで、お互いを理解することができますね。
お手紙を書こう! あとで宝物になります
なかなかゆっくりおしゃべりする時間のない働くママにおすすめなのがお手紙交換。いつも一緒にいない親子だからこそ、お手紙はとっても楽しいものになります。
相手のことを思い浮かべて書くお手紙は、お互いの共有できなかった時間を知ることができますし、子どもの成長がつぶさに感じられるものでもあります。また、日常の中で流れていくおしゃべりよりも、文字で綴るお手紙の方が案外深い話もできるものです。
一方的に書くことができる分、雰囲気によって遮られることなく、自分の伝えたい思いをすべて書けるという利点もあります。また、文章は残るものだから何年も続ければ、それだけで最後は宝物になりますよ。
まとめ
いつも一緒にいることがベストな子育てではありません。離れている時間が親子の絆を強くし、工夫次第で濃厚な時間を過ごすことができますよ。