子育てを通して本が好きになった、ryukyu writersです。
「子どもには絵本を好きになってもらいたい」こう願うママは多いのではないでしょうか。ベストセラーの育児本や幼児教室でも、絵本の読み聞かせの重要性を説くものは多いですし、確かに絵本が好きだと、子どもの頭が良くなりそうな気がしてしまいます。
【この記事の内容】
1. 絵本の効果って?
2. 0才でも読み聞かせ?
3. 読み聞かせのやり方
4. 絵本の選び方
5. まとめ
1. 絵本の効果って?
実際に絵本にはどのようか効果があるのでしょうか。
絵本は、見ることで色の違いや絵そのものを楽しむことができ、ページをめくったり仕掛けを触ったりしても楽しむことができ、ママの優しい声で読んでもらうことで、耳でも楽しむことができます。
まだお座りすらおぼつかない0才児でも、絵本を読み聞かせてもらうだけで、視覚・触覚・聴覚を同時に刺激され、脳の発達を促すことができるそう。
絵本を通して、目には見えない感情の表現も学ぶことができ、情操教育にもなります。もちろん、言葉の発達においてもとても有効です。
2. 0才でも読み聞かせ?
絵本は何才から読み聞かせができるのでしょうか。
早ければ、動くものを目で追ったり、ベッドメリーを眺めたりできるようになる、生後2~4か月頃からスタートできます。ただし、生後4か月ではまだ視力は0.08ほどですので、色のコントラストがしっかりした絵本を、顔に近づけてあげながら読んであげましょう。
3. 読み聞かせのやり方
せっかくの絵本タイム。最初は思ったように興味を持ってくれなかったり、ページを破られたり、ページをどんどんめくられてしまったりするかもしれません。
でも、怒ってしまっては台無しです。
色んな絵本を試してみて、子どもが興味を持てる絵本を一緒に探してみてください。ページを破ってしまうなら、破れにくい厚手の本を選ぶと◎。また、ページをどんどんめくられてしまうなら、言葉が短い絵本や図鑑を選んでみてください。
それでも、どんどんページをめくられてしまうようなら、怒らずに一旦読むのをやめてみましょう。
そもそも飽きているのなら無理強いしても逆効果ですし、逆にストーリーの先を知りたくてめくってしまうのなら、「どんどんめくるとママが読めなくなっちゃう」ことを知ってもらうチャンスです。
4. 絵本の選び方
子どもに読み聞かせる絵本はどのように選んでいますか?
ママ自身が子どもの頃好きだった絵本だったり、本屋さんでベストセラーとして平積みされている絵本だったり、誰もが知る名作絵本だったり…が多いのではないでしょうか?
こういった絵本から選ぶのも、もちろんOK。ですが、できるだけ子ども自身の興味を最優先して選んでください。ママが読みたい絵本ではなく、子どもが読みたい絵本を選ばないと、子どもは絵本を好きになれません。
好きなおもちゃ、遊び、キャラクター、食べ物、乗り物。子どもの「好き」を絵本でも探してあげてください。ぜひ図書館も活用しましょう。良く分からなければ司書さんに聞いてもいいですし、返却棚には別の子が面白いと思って借りた絵本が戻ってくるので、敢えてそこから選ぶのも一手です。
5. まとめ
実際に子どもが絵本を好きになってしまうと、読み聞かせに時間を取られて、1日のスケジュールが遅れたり、読んでいるママが飽きてしまったりという苦労もあるでしょう。(絵本を好きになってほしい!という気持ちがあるのに、ママもワガママですね…笑)
でも、絵本は子どもだけでなく、ママにとっても良い影響があります。
それは、絵本の読み聞かせを通じて“優しい気持ち“を取り戻すことができる、というもの。例えば、イライラしていても絵本の内容が「大好きだよ」をたくさん伝える優しいタイプのものだと、読んでいるうちにママ自身の気持ちが段々落ち着いてきたり、絵本の中でママが子どものいたずらや失敗をおおらかに見守っていたりすると、わが身を振り返ってハッとできたりします。
子どもも、同じ話を繰り返して読むことで、思った通りに話が進むことに安心したり、面白いと感じた気持ちを思い出して満足したり、情緒の安定にもつながります。
ぜひ、子どもに絵本を好きになってもらって、親子で幸せな絵本タイムを過ごしてくださいね。