子どもの"偏食"で困っているママさんたちへ。偏食克服の体験談をお届け

こんにちは！偏食がすごかった子育てを経験した、ryukyu writersです。

イヤイヤ期真っ只中の“魔の２才児”と言われるこの時期の食事は、一筋縄ではなかなか上手くいかない葛藤がありました。。。

昨日まで好んで食べていた物を、ある日突然食べなくなってしまったり、１回の食事の量が急に少なくなってしまったり、椅子に座る事さえイヤになってしまうことは日常茶飯事に。

ママからしたら「え？なんで？」と思ってしまう行動が多く出てきてしまって。でも、なんとか子どもと一緒に克服することができたので、２才児の“偏食克服方法”を、体験と一緒に紹介していきたいと思います！

偏食で困っているママさんの力になれば幸いです。

大好きだった物を突然食べなくなったら、全く違う物をあげてみて。

うちの子の場合は、もともと納豆ご飯さえあればそれだけで十分で、ご飯のたびに「たっとう！（納豆）」とリクエストしてはニコニコ食べていました。

コレだったらたっぷり食べてくれるので、納豆に細かくシラスや野菜を混ぜて食べさせていたのですが、ある日いつもの様に「納豆あるよー」と出したところ、突然「イヤ！」と。笑

頼みの綱の納豆をイヤイヤしたらこの子は何を食べるんだ…とお手上げ状態でした。

色々悩みましたが、とりあえず冷静になり「何がイヤで、大好きな納豆も嫌がるようになってしまったんだろう？」と考えてみました。よーく子どもを観察してみると、いそいそと椅子を片づけている子どもの姿が。それを見て「あ！」と思いました。笑

おそらく椅子に座らないと食べられない、でも座りたくない！子どもの中でそんな葛藤があり「食べない」に軍配が上がったんだと。。。いつもの環境に当然“飽きる”ということは子どもにもあるんだなあ、と学びました。

お行儀が悪いかもしれませんが、翌日からは白いおにぎりをヒョイと手渡ししてみたところ、パクっとたいらげて「もっと！」と。（母、歓喜！）

食べなくなった物はそれからはしばらく出さないようにし、食事の前に「何食べるー？」と聞くようになってから、残さず完食してくれるようになりました！

子どもも「ママが気持ちをわかってくれた！」と、嬉しかったのかな？と思います。

うちの子は魚を全く食べませんでした。

やはり、ママとしては当然「カルシウム…カルシウム…」と、どうすればいいかと悩み、食べない期間がどんどん長くなってしまいました。子どもは、映像や絵本だと「さかなー！さかなー！」と興味津々なのですが、食事になると全く食べず。

ふと夕食に用意していた魚を見て「これって型抜き出来るのかな…」とヒラメキました。魚をミンチ状にして、ハンバーグを作るようにコネコネして形成したあと魚の形に型抜きをし、フリッターにして出してみました。すると…

「ママ、さかなー！！」と大興奮！！！！！

「お魚って美味しいんだって～」「食べてもいいよー」と言うと、恐る恐る口に…。一口食べると「おいしーねー！」と奇跡的なお言葉をいただきました。（母、歓喜！）

見た目が子どもの心を惹きつけたらしく、魚以外でも食べず嫌いのものには有効！今では型抜きしなくても、魚も野菜もパクパク食べてくれるようになっています。

どんなに好きな物を出しても「今すぐ遊びたい！」「座ってる時間が嫌だ！」と全く食べずに脱走してしまう子も多いと思います。うちの子もまさしく脱走魔で「食べないと遊べない！」と言ったところで全くの無駄。

子どもは、母の声を全く聞いていないと痛感。笑

全く座らないときは、子どもから見える場所にさりげなくミニおにぎりを置いて知らないふりをしてみると、お腹が空いた時に自発的に食べてくれました。子どもも、腹が減っては戦ができないようで。（母、安堵。）

子どもはある一定の自分ルールがあって「誰にも縛られたくない！だけど思いを共感して！」と、一生懸命何かしらの方法で伝えているんだなと思います。

無理強はせず、その時々の気持ちに共感してあげるのが１番大切なことなんだな。と、子どもを見ていて思いました。

偏食で悩んでいるママの皆さん、あまり神経質にならずに、お子さまと向かい合ってみてくださいね。きっと解決策があるはずです。