「寝る子は育つ」ということわざが日本にはありますね。実際の子育てにおいても、子どもがしっかり寝てくれるのは大変助かりますよね。
眠り足りないとなんだかすっきりしなくて、ぐずぐずしたりすることもありますが、これって大人も同じ。今回は「眠る」ことを中心にした、先輩ママの子育ての技をお話したいと思います。
オギャーと生まれた新生児のお仕事は、泣いて→お乳やミルクを飲んで→排便をしての繰り返し。
この時期の寝かしつけは、赤ちゃんに知恵がまだついていない分、難しくない方ですが(本能のままなので…笑)、1番助かるのは「赤ちゃんに温度の変化を感じさせずに寝かせられるアイテム」です。
心地よいトントンのリズム
トッポンチーノも便利ですが、寒い時期なら膝掛けや少し暖かい時期はバスタオルなどで赤ちゃんを花束のように包んでから、寝かしつけます。
このとき、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる時に感じている“速い心音”と同じスピードで、お尻の辺りを軽くトントンとたたいてあげるのが良いと言われます。が、これは十人十色。のんびりトーントーンとたたいて、ゆらりゆらり動いてあげるのを好む赤ちゃんもいます。
1番大切なのは「お母さんが焦らないこと」です。少しずつ子育ての知恵がつくとはいえ、赤ちゃんはとても敏感です。「早く寝て~!」とつい思ってしまうこともありますが、穏やかな気持ちで寝かしつけましょう。
寝かしつけは、新生児や乳児だけのものではありません。小学生になってもトントンと軽くたたいて、寝かせてほしい子どももいます。お母さんのトントンが、子どもの心をリラックスさせる心地良いリズムなんですね。
寝室は暗く、毎日のルーティンを
眠る環境作りもとても大切です。赤ちゃんはもちろん、乳児、幼児、そして小学生においても、心地よく眠るためにはルーティンを作ることが大切。今日は8時に寝たけど、昨日は10時、明日は9時…など、毎日の就寝時間が決まっていないよりは、毎日だいたいこの時間には寝るというサイクルを作りましょう。
少し難しいと思う場合は、眠る時は暗くし、起きる時は外の光を部屋に入れることに気をつけましょう。それによって体内時計ができあがり、眠りにつきやすくなったり、目覚めやすくなり、夜と朝がスムーズにむかえられます。
夜になっても寝つけない大人、寝にくい赤ちゃん、幼児…年齢は違いますが、この問題を解決する方法は意外に同じようなことです。赤ちゃんや乳児であれば、外気浴や日光浴をしたり、お話したり体を動かしてあげましょう。
そうしてトントンとしてあげると効果はてきめんです。アクティブに動くことは子どもの良い睡眠につながり、お母さんも時間が作れるようになります。より良い睡眠は、子どもに病気への抵抗力をつけてくれ、流行する病気も避けられるでしょう。様々な病気が流行する今の時代、より良い睡眠で子どもを丈夫に育て、ハッピーな子育てをしていきましょう。
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