子どもが2才前後になってくると、ママなら気になりはじめる「トイレトレーニング」。トイレに行けるようになるのがこんなに大変だったとは…と思う人も多いでしょう。
私は2人の子どもを育てたのですが、2人ともトイレトレーニングをした中で最も効果的だったのは「パンツ1枚にする方法」でした。
まずは、トイレに興味をもってもらう
まず、トイレに興味をもってもらうため、自分がトイレに行く時には子どもにトイレに行くことを伝え、トイレのドアを開けて用を足していました。
ここで重要なポイントがもう1つ。「お腹がむずむずする。お腹が痛いなぁ…」などと、かなり大げさにトイレに行く前に小芝居をして子どもの注意を引き付けてトイレに行くようにすること。
そして、トイレに行った後も「トイレでおしっこやうんちが出たからほんとすっきり。トイレにきてよかったー」とかなり大げさに喜んでみる。
この小芝居こそかなり重要なポイントで、うちの子どもたちは、この小芝居にのせられて私のトレイの様子が気になりいつもトイレについてきました。これで、トイレのやり方はばっちり伝わります。
いきなりパンツを履かせてみよう!
トイレトレーニングを色々とやりましたがうまくいかないことも多いです。
<失敗その1 とにかくトイレに連れて行く作戦>
おしっこのタイミングを見計らって、トイレに連れていき、とりあえず座らせてみる。でも、何度便座に座らせても、これが全く出ない我が子。便座からおろしてトイレを出た瞬間に、おしっこを漏らすことも何度もありました。
「いま出るなら便座からおりる前にしてよ!」と何度も思った日々。
そのような失敗を繰り返しているうちに、我が子は「もう出ない!」とトイレに座ることさえ拒否するようになってしまいました。
<失敗その2 トレーニングパンツ作戦>
もう、トイレに行かなくなってしまった我が子。これではトイレトレーニングが出来ないと思った私が次に考えたのは、トレーニングパンツを履かせてみること。
早速トレーニングパンツを購入し履かせてみると、とにかく何度もお漏らしをする。オムツの時とは違い、トレーニングパンツが濡れるのが気持ち悪いようで、「おしっこ出ちゃった」と事後報告は出来るようになりましたが、トイレに行けるようにはなりませんでした。
そして、このトレーニングパンツ、なによりも洗濯が大変!1日の着替え枚数も多く、3層、4層、6層と生地が分厚いので、なかなかおしっこの臭いがとれなく、かなりしっかり手洗いしたうえで洗濯機に入れて洗っていました。
また、生地が分厚いため洗濯したものがなかなか乾かないというのも困りものでした。
ついにパンツ1枚作戦!!!
トレーニングパンツを履かせても、まったくトイレを覚えない我が子。毎日洗濯が大変と思った私は、もうふつうのパンツを履かせてみることにしました。
私も子どもも驚いたのは、それは、おしっこが漏れた時の衝撃がすごいこと!笑
ふつうのパンツでお漏らしをしてしまった最初の時、思わず親子で衝撃のすごさに固まりました。でも、この衝撃こそが「漏らしてしまったー」と子どもに思わせるようで重要なポイントでした。
うちの上の子はわりと神経質なところがあるので、この漏らす感覚が気持ち悪かったのか、1週間程度でトイレに自分から行けるようになりました。
下の子は、衝撃は感じているものの、なかなか自分からトイレに行く様子はなく、いつまでこのお漏らしは続くのか不安に思っていましたが、それでも1か月くらいたつと自分からトイレに行くようになりましたよ。
失敗した時は、大変さを親子で一緒に分かち合おう
いきなりパンツを履かせると、1日にとにかく何度もお漏らしをしてしまいます。5分も経たないうちに立て続けにお漏らししてしまうこともありました。そして、パンツはもちろん、床までびっしょりです。
掃除も大変、子どももお漏らしをするたびにシャワーをしないといけないので、親も子どももかなりの時間をお漏らしに使います。
「お漏らし→シャワー→雑巾がけ」の一連の作業が、毎回行われるので、子どももお漏らしの大変さを感じているようでした。親だけでなく、子どもにもお漏らしをすると大変と思ってもらうことが、トイレトレーニングでは重要かな?と感じます。
まとめ
トイレトレーニングは、暖かくなる春から夏にかけて実施するのがおすすめです。洗濯ものが乾きやすいし、お漏らしをしてしまった後シャワーをしても寒くない、そして何よりパンツ1枚になりやすい!
トイレトレーニング中は、本当にトイレに行けるようになるのかと不安になることも多いでしょうが、いつかはトイレに行けるようになります。
ちょっとスパルタかな?と自問自答することもありましたが、効果は抜群でした。もしトイレトレーニングにお困りのママさんがいらっしゃったら、試してみてはいかがでしょうか?
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