こんにちは。沖縄でとれる夜光貝でジュエリーブランドを制作しているTo-mas(トーマス)です。第9回目は12月生まれの誕生石「ターコイズ」についてです♩
澄んだ空をイメージさせる青が美しい「ターコイズ」。「ターコイズブルー」という色のせいか、夏のイメージも強い石ですが、実は12月の誕生石です。
そして、私、Tomasの誕生石でもあります!イエーイ!
カレース、ターコイズ、トルコ石
ターコイズとトルコ石は、“違う種類の石”と思われる方もいるかもしれませんが、鉱物の種類は同じ。
「トルコ石」という呼び方のほうが私には聞き馴染みがあるのですが、インディアンジュエリーが流行り出した頃から「ターコイズ」と呼ぶ「なんだかお洒落感」が出てきた気がします。ズボンをパンツと呼ぶのと同じような…笑
そもそも「トルコ石=ターコイズ」という呼び名が付いたのは、13世紀以降だと言われています。それまでは「カレース(美しい石)」という呼び名がついていたそうです。
そのトルコ石ですが、実は
トルコで採れないらしい。
トルコで採れるから「トルコ石」でしょ!って、思いますよね。でも、そのトルコ石が採れるのは、お隣の国「イラン」。
その昔、トルコの商人たちは、ヨーロッパや中国と盛んに交易をしていました。しかし、旅の途中に山賊に襲われたり、船が難破したりと、トルコ商人は命がけの毎日を送っていたそうです。
そのトルコ商人たちは、イランの地で色鮮やかなブルーの鉱石と出会います。そのブルーの鉱石を持って帰り「災難にあわないように、旅と取引を無事に終えられるように」と祈りを込めて御守りを作りました。それがターコイズジュエリーの歴史の始まりです。
トルコ人が宝石加工してジュエリーにする
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トルコ人が販売する宝石
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トルコ石
というのが「トルコ石」と呼ばれる名前の由来だそう。
大航海時代、有名なコロンブスが女王から贈られた宝石として伝わり「魔除けや旅の安全を守る石」「困難を乗り切るための守護石」とも言われています。
最も美しいのはロビンエッグ・ブルー
ターコイズの中でもコマドリの卵の青を意味する「ロビンエッグ・ブルー」が最も美しいターコイズブルーと言われているそう。コマドリは日本三鳴鳥にも数えられる鳥で、鮮やかな色の卵むんですよ〜。
ちなみに、あの「ティファニーブルー」と言われるティファニーのブランドカラーも、コマドリの卵の色に由来しているのだとか(豆知識でした♩)
ターコイズの宝石言葉「成功」「繁栄」
ターコイズの宝石言葉には「成功」「繁栄」という意味があります。
災いから持ち主を守り、成功へと導いてくれるターコイズは、仕事においても成功を収めることができる、仕事運UPのお守りとしても人気の宝石です。
身に付けているだけで、お洒落度が上がるターコイズジュエリー。12月生まれの方も、そうでない方もひとつは持っておきたいアイテムです♩
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