パパに隠れる子ども

人見知りは2通り。親が子どもにすべき接しかたとは?

DATE - 2019.5.15
CATEGORY - 妊娠・子育て・家族
WRITER - ryukyu writers

心理学と家族療法カウンセリングを学んでいる、ryukyu writersです。

あなたはお子さまへの対処の仕方に、迷ったことはありませんか?

子どもは、些細なことの積み重ねで自信をつけもしますが、逆に自信喪失にも繋がってしまいます。今回は親や周囲の人が日頃簡単に行える、人見知りをする子どもへの対処法をご紹介します。

※もちろん性格には個性があり、個人差があります。ご両親がしっかりと見極めてあげてくださいね。

引っ込み思案の子どもへの接し方

沖縄の子どもたちは元気で活発な子が多いですよね。けれど、成長するにつれて引っ込み思案になり、人見知りになる子もいます。一般的に人見知りとは幼児期に現れるものなのですが、幼稚園や小学生になっても人見知りの傾向があることも案外多いものです。

引っ込み思案の子どもへの接し方は、まず「折れにくい心をつくること」が先決。では、折れない心をつくるには、どのようにすればよいのでしょうか。

折れにくい心のつくりかた

人見知りをする子は、恥ずかしがりやで、勇気を出して自分が言いたいことをなかなか言えません。なので、自分が勇気を出して発言してうまくできた時には、評価され、励まされることを望んでいます。

子どもは「他人から認められたと感じること」で自信をつけていきます。

引っ込み思案で人見知りな子は「人に笑われたくない」と思っていることが多いので、できたときには拍手をする、言葉に出して評価する、できなかったときには優しく諭すことを周囲が心がけることで、引っ込み思案な子も人見知りが和らいでくるでしょう。

人見知りがこじれてしまうと自信喪失し、さまざまな心の傷をつくることに繋がっていきます。ぜひ日頃から子どもに寄り添い、折れにくい心を一緒につくっていきましょう。

・できたときには拍手をする
・言葉に出して評価する
・できなかったときには優しく諭す

「淋しさ」が原因の人見知りには?

初めて会う人に人見知りをする子どもは多いものです。しかし、その人見知りが他人の関心を引く手段になっている子どももいます。

その場合には、先ほど紹介した人見知りの子どもへの対処法とは異なります。

「うちの子は人見知りかな?」と思ったら、その子が周囲の顔を見ながら他人の関心を引こうとしていないか様子を見てみましょう。人見知りをすることで周囲の人が話しかけてくれるのを待っている様子はありませんか?

もしそうであれば、子どもともっと積極的に関わることを心がけ、親がその子に関心を払っていることを気づかせてあげると良いでしょう。

人見知りをすれば、親や周囲の関心を引くことができ、相手にかまってもらえるのだと思っているのです。人見知りを直そうとするよりも、子どもの心の淋しさを埋めることを優先させましょう。人見知りを何とかしようとしても「人見知りを装う癖」が定着してしまうことが多いからです。

・子どもともっと積極的に関わる
・関心があることを気づかせる
・心の淋しさを埋めることを優先する

引っ込み思案の子「認めてあげる」ことで自信がつく

今回は「引っ込み思案の子どもへの接し方」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

子育てをしていると「子どもにどう接したら良いのか?」と、時に頭を悩ますことが起きてくるでしょう。けれど、親や周囲の人が些細な心がけを毎日行うことで、子どもの心は満たされ、安心し、自信をつけてくれます。きっと、次のステップへ自然と進んでくれるはずです。

困ったときには、ぜひ活用してくださいね。

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