喧嘩してる夫婦

離婚が頭をよぎったら?まず冷静に考えたい3つのこと

DATE - 2020.6.11
CATEGORY - 妊娠・子育て・家族
WRITER - 如月柊

結婚生活も長くなると、旦那さんと考え方や価値観がすれ違い、なかなかお互いを理解し合うということができなくなることもあるでしょう。

旦那さんの嫌な部分ばかり見えてしまい、何かのきっかけで大喧嘩になったら、ついつい「離婚だ!」って叫んでしまうかもしれません。

ですが、感情的に離婚をしてはいけません。離婚の仕方ひとつでその後の生活も大きく変わってくるからです。離婚が頭をよぎったら、具体的にどんな行動に出ればいいでしょう?ここでは冷静に考えたいことを3つアドバイスします。

財産分与したらどれぐらい手元に残りそう?我が家の資産の確認

真剣に離婚を考えたら、まず行いたいのが我が家の資産の確認です。

離婚をすれば財産分与をすることになるので、我が家の資産額を知らないというのはマイナス。相手の言い値で財産分与をされてしまう可能性があるということになります。なので、どれぐらいの資産が我が家にあるのかということをよく把握しておきましょう。

財産分与をするとき、共有財産が問題視されます。共有財産というのは、夫婦が結婚して共同で築いてきた財産を意味し、財産分与の対象になるのはここだけです。なので、言い換えれば、奥さんが結婚前に築いてきた財産や結婚の際に実家から持ってきた財産、実家の相続など降ってわいてきたような財産は分与の対象にはなりません。

そして、共有財産はどちらの名義になっていても分与の対象になります。ですが、この際、奥さんが貯めたへそくりも奥さん名義だったとしても、共有財産と考えられ、財産分与の対象になることを知っておきましょう。

旦那さんからの慰謝料は?

離婚を考える原因が旦那さんに非がある場合、離婚したい気持ちを押さえて、まずは証拠を集めておきましょう。それによって、旦那さんの非が明らかにできれば慰謝料を請求できます。

浮気相手がいると思ったら、その証拠となるものをちゃんと集めておきましょう。また、浮気相手が特定できていることも有利に働きます。離婚をするとき、旦那さんに慰謝料を請求できますが、旦那さんが支払わない時は浮気相手に請求することもできるからです。

離婚後の生活は大丈夫?

離婚すれば財産分与や慰謝料などで手元にお金が入ってくる可能性はありますが、意外とそんなお金は引越しや手続きなどですぐなくなってしまいます。

もし専業主婦だったり、働いていても旦那さんの収入にほぼ頼っていた方の場合、離婚をすると自分で稼がないといけなくなります。そのため、収入源はとても大事。

結婚後、お仕事のブランクがある女性は、仕事を見つけるのに苦労すると覚悟したほうがいいでしょう。それぐらい安定した仕事を手に入れるのは難しくなっています。

特に子どもたちがいればなおさらです。離婚前から離婚に向けて生活を整えていく準備をしましょう。その際、パートでもいいので働き始めるのが得策。少しでも収入源が確保できれば、離婚後の生活はずいぶんと違ってきます。行き当たりばったりで離婚してしまうと、途端にお金に困窮し、就職活動するお金すら回らなくなるのが現状です。

まとめ

感情的になって離婚してもいい結果は出ません。

離婚後の生活そのものが行き当たりばったりになってしまい、すぐに貧困に陥ってしまうことになるかも。もし本気で離婚を考えているのなら、時間をかけて準備をすることが大事ですね。

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如月柊
ライターの如月柊です。猫が好きで猫と一日過ごすのが一番の幸せと思っております。よろしくお願いいたします。
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