沖縄県のパパさん、ママさん、こんにちは。元児童相談所、学童保育所の職員で、一児のパパライターの堀本です。
前回、「第1回 男の料理塾!パパでも簡単にできる【親子丼】」では、手順をできるだけ簡略化した親子丼をご紹介しました。「もうパパに作ってもらったよ!」という方がいたら幸いです。
今回は、第2回 男の料理塾を開講します。今日のレシピはピリ辛な「マーボー丼」です。
家庭にある調味料を使って、簡単な手順にまとめたのでぜひチェックしてみてくださいね。
1.マーボー丼の材料と手順(2人前)
マーボー丼では調味料の分量がポイントですよ。
・豆板醤…小さじ3
・味噌…小さじ2
・醤油…大さじ1
・生姜チューブ…2cm
・鶏ガラスープの素…小さじ1
・お酒…大さじ1
・水…100cc
・水溶き片栗粉…10cc(片栗粉 小さじ2)
※豆板醤 小さじ3は思いのほか辛かったので、抑えたい方は小さじ2に減らしてくださいね。
・鶏ミンチ…200g
・豆腐…3/2丁
・玉ねぎ…1/4
・ネギ…お好み
今回はさっぱりとしている鶏ひき肉を使いますが、豚ひき肉でも大丈夫。ネギは「第1回 男の料理塾!パパでも簡単にできる【親子丼】」でも登場した、市販の冷凍刻みネギを活用します。
次に、マーボー丼の手順も簡単にチェックしていきましょう。
1.フライパンにサラダ油をひき、中火で温める
2.鶏ひき肉と生姜チューブを加え、肉の色が変わるまで炒める
3.豆板醤と味噌、醤油を加えて全体が馴染むように混ぜる
4.鶏ガラスープの素と水、玉ねぎを加えて3分ほど煮込む
5.豆腐を加えたら、ヘラで豆腐を適度な大きさに潰す
6.ネギと水溶き片栗粉を加え、ヘラでさっと混ぜる
中華はスピードが命!
材料さえ揃っていれば、10分もかからず完成します。ちなみに、包丁を使うのは玉ねぎのみじん切りだけなので、包丁に慣れていないパパでも挑戦しやすいですよ。
2.マーボー丼を作ってみよう!
材料と手順を確認したところで、マーボー丼を作っていきましょう!
フライパンに油を注ぎ、鶏ひき肉と生姜チューブを加えたところです。
鶏ひき肉は火が通りやすいので、この段階ではそれほど炒めなくても大丈夫。むしろ炒めすぎると肉がボソボソになってしまいます。肉と生姜が馴染むようさっと混ぜるくらいでいいです。
肉の色が変わってきたので、豆板醤と味噌、醤油を加えます。
先ほどと同様、鶏ひき肉と調味料が馴染むくらいにさっと混ぜれば十分です。この段階で肉には8割ほど火が通っているので、しっかり煮込まなくても生焼けなどの心配はありません。
鶏ガラスープの素と水、みじん切りの玉ねぎを加えたら3分ほど煮込みます。
もうこの時点でマーボーはほぼ完成。ここに豆腐を入れればマーボー豆腐、ナスを入れればマーボ茄子になります。チンゲン菜とかモヤシ、エリンギなんかをいれるのもおすすめです。
豆腐を加えたら、ヘラを使って適度な大きさにグシャッと潰します。
包丁で切ってもいいのですが、慣れていないと豆腐を切るのはなかなか難しいです。それに、豆腐は潰すことで断面が凸凹になり、マーボーの味がしっかり馴染みます。
冷凍刻みネギと水溶き片栗粉を入れたら、ヘラでさっと混ぜましょう。
ここで水溶き片栗粉をまわし入れるのはダメ。1箇所に注いでから、すばやく混ぜた方がダマになりにくいです。このテクニックは他の料理にも使えるので、ぜひ試してみてくださいね。
あとはご飯と一緒に丼に盛りつければ完成!
作業の合間に中華スープときゅうりの酢の物も作りました。
最後に、前回もお伝えしましたがもっとも大切なのはお片ずけ。せっかくママの代わりに料理をしても、汚れたフライパンと食器たちがそのままではママに怒られてしまいます。
3.まとめ
第2回 男の料理塾ということで「マーボー丼」を作ってみました。
豆板醤以外はどこの家にもある調味料ですし、材料を変えやすいのもマーボ丼の魅力。今回は辛味と旨味成分だけでしたが、砂糖やハチミツを加えて甘みをプラスするのもありです。
紹介したレシピを基本に、慣れてきたらパパなりの味付けにも挑戦してみましょう!
第3回 男の料理塾も企画していますので、ぜひ次回も楽しみにしていてくださいね。