沖縄県のパパさん、ママさん、こんにちは。元児童相談所、学童保育所の職員で、現在は1児父でもある、パパライターの堀本です。
以前、年配の女性から「女は人生で3度生まれ変わるのよ。恋をしたとき、結婚したとき、子どもが生まれたとき。そして男性はその変化についていけないの」と言われたことがありました。
1.恋をして彼女になり
2.結婚して妻になり
3.子が生まれ母になる
女性にとってこれらは人生の大きな変化であり、考え方に影響したとしても仕方がないのでしょう。しかし、その変化についてこれない男性やパパたちは、困惑しているかもしれませんよ。
そこで今回は、パパがゲンナリしてしまう“ママになった妻の言動”についてご紹介します。
<記事の内容はこんな感じ>
1.身だしなみを整えずに出かけようとする
2.「Aさんの旦那さんは…」と比較する
3.育児中に「やり方が違う!」と否定する
4.些細なことから小言や嫌みを言う
5.子どもばかりでパパを構ってくれない
6.まとめ
1.身だしなみを整えない
ママになってから、身だしなみも気にせず出かけてしまうことってありませんか?
小さな子どもがいると、子どもの相手で大忙し。メイクやファッションに気を使うよりも、子どもの機嫌が良いうちに「とりあえず出かけてしまいたい!」という気持ちはパパも理解できます。
でも、これまでメイクも素敵で、ファッションにも気をつかっていた姿を知っているパパの気持ちはどうでしょう。「ママがガサツになってしまった…」と少し寂しい気持ちになっているかもしれません。
2.他の旦那さんと比較する
パパに向かって「Aさんの旦那さんは~してくれるのに」と、比較するのも危険です。
保育園や幼稚園に行くと、他のパパたちと出会うことがあります。その中に、いつもとても優しそうで、育児にも積極的なパパがいれば、つい比較したくなることもあるでしょう。
しかし、男性の多くは“プライドの塊”です。
自分が出来ていないことに対し、周りから比較されるのを極端に嫌いますし、ましてやママから比較されたのではプライドが傷ついてしまいます。
3.育児中に否定する
育児をしているパパに対して「やり方が違う!」と否定するのも止めましょう。
内閣府の発表によると、1日の育児時間は男女で7倍以上の差があります。どうしてもパパとママとでは「育児スキル」に差が出てしまうもので、たまにしか育児ができないパパが不慣れなのは当然です。
だからと否定したのでは、育児をするパパのやる気を削いでしまいます。もちろん、危険なときは注意すべきですが、できれば「こうした方がいいよ」と優しく教えてあげてください。
4.小言や嫌みを言う
家事や育児に疲れてしまい、パパにつらく当たった経験は誰でもあると思います。
仕事と違って、家事や育児は「24時間365日の年中無休」。もし、ママがひとりで家事や育児をしているのだとしたら、ブラック企業も真っ青になるくらいハードなスケジュールです。
それでも、家族の生活を守るためにパパは仕事を頑張ってお金を稼いでいます。心と身体を休める我が家で、1番の理解者であって欲しいママから嫌味を言われたのでは、ストレスが溜まるばかりです。
5.子どもばかりになっている
ママになってから子ども中心の生活で、パパとの会話が減っていることはないですか?
子どもが生まれたのですから、子ども中心の生活になるのは仕方ありません。とくに乳幼児ともなれば数時間おきに授乳して、オムツを替えて…と、大変です。
ただし、パパをないがしろにするのは止めてあげてください。
パパのことを「大きな子ども」と揶揄するママがいますが、意外とぴったりな表現で、構わないと子どもと同様に拗ねてしまいますよ。
6.まとめ
子どもが生まれてママになると、世界の中心は子どもになります。そうなる気持ちは、もちろんパパも理解できます。
しかし、よく考えてみると、子どもが親元にいる期間は長くても18~20年ほど。精神的な自立でいうなら中学、高校に入学するころには、大抵の子どもはある程度自立してしまいます。
人生100年時代。子どもと一緒にいる期間よりも、パパと過ごす期間が長いのは確かです。
もちろん、パパがママにゲンナリするように、ママがパパにイラっとすることもあると思います。ただ「お互い様だから」と、相手を思いやれないのでは良い夫婦関係は築けません。
ここまで、この記事を読んでいただき、有難うございました。
パパ目線で、もう1つ私からのお願いです。この記事を読んだ後、ほんの少しだけ「ママになってからのパパへの言動」を振り返ってみてください。