ママ友

学生時代からの絆を大切に。お互いがママになっても親友でいられる条件って?

DATE - 2020.4.20
CATEGORY - ライフスタイル
WRITER - 山口恵理香

学生時代からの友だち。お互いがママになって仲良くしたいけれど、いろいろと引っかかることがあったり、なかったり。子どもが同い年となると、どうしても比較してしまうのでは?

ママになっても親友でいるためには距離感を調整する必要があります。つかず離れず…ほどよい距離を保ちながらママ友として交流を楽しみましょう♩

お互いの教育方針を否定しない

知り合いのママは学生時代からの友達と定期的に会っていました。同じ年に出産したのもあり、最初は意気投合していたそうなんです。ところが、会うたびに少しずつ違和感を覚えるようになったとか。

相手のママは子どもがまだ赤ちゃんなのに、英語はいつから学ばせるべきか、幼稚園のお受験についてまで話すそうなんです。けれど、自分はそこまで考えられる余裕もないし、赤ちゃんのうちはなにも気にせず自然体で接していたい、というのが彼女のおうちの方針でした。

ママ友は「もっと教育に力を入れるべきよ」と話しますが、それは彼女にとっては余計なお世話。お互いがいつまでも親友でいるためには、それぞれのおうちの方針には口をださないのが一番なんです。

子どもの学歴で争わない

同い年であっても成長のスピードは異なります。ある赤ちゃんは予定よりも髪が生えるのが遅いかもしれないし、別の赤ちゃんはなかなか母乳を卒業できていないかもしれません。学歴も公立を選ぼうと私立を選ぼうとそれだけでその子の才能が決まるわけではないはずなんです。

お受験がすべて、と思い込んでいるママ友もいますが、学歴だけで判断する必要はありません。今は、学校に通わなくても(通えなくても)活躍する人たちは年々増えていますし、そもそも「学校」というシステムが古い、と思っている人もいます。

多様化する社会の中で学歴を押し付けたり、自分のおうちにとっての正解を他のおうちにも強制したり…そんなことはしなくても、子どもが自分らしく成長してくれるのが一番安心ではないでしょうか。

頻繁には会わずに、ほどよい距離感を維持する

お互いがママになったからこそ、今まで通り仲良くできるとは限りません。

似たような状況の中、どんな道を選ぶかはご家庭次第です。それぞれの正解が違うのは当たり前なのに、他のおうちにまで口をだすというのは少しマナー違反かも。

どうしても一緒にいることでストレスを感じるなら、会う頻度を下げるなど無理のない範囲で交流を楽しみましょう。これからもお互いが必要なら、努力しなくても親友として残り続けます。ご縁がなければ自動的に疎遠になるものなんです。もしかしたら今はたまに会って、近況報告するくらいが心地よいと思える距離感かもしれませんね♩

お互いがママになっても、できれば親友でいたい。そのためには、無理のない範囲で関係を築くことが大切です。

少しでも違和感を覚えるなら、距離をすぐに調整する。「絶対に親友でいなきゃ」と思うよりも、ママ友として情報交換できればと思っているくらいのほうがギスギスしないかも♩

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ライター写真・山口恵理香
コラムニスト・WEBライター
山口恵理香
2013年よりWebライターとして活動開始。cinq、mer、bis、JJ、CLASSYなど執筆実績多数。モットーは「瞬間を生きる」。金髪とCHANELの赤い口紅がトレードマーク。2019年、出版予定。
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