あなたは素直に「ごめんね」と謝ることができますか?
子どもが生まれてから、生活リズムや食生活など多くの変化があり、ママ大変な思いをすることもおおくあります。でも、ママ自身、子どもと一緒に多くのことを学び気づける時期。
今回は、頑固だった私の性格を変えてくれた、娘とのエピソードのご紹介です。
頑固母ちゃんだった私
自分が謝るべきだとわかっているけど、謝ることができない。
私は物心が付いた頃から「頑固」と言われることが多く、親からは「やられたらやり返す!」くらいの勢いで育てられたせいなのか、負けず嫌いでもあります。
決して両親の育て方を否定するわけでもなく、むしろ自分に子どもができた今は感謝しかありません。
しかし、この素直に謝ることができない頑固な性格で生きてきて思うのは、人を深く傷つけてしまうことも多く、相手に与える印象も悪く「損」をしてきたのではないかと思うのです。
私の性格をよく知っている仲の良い気の知れた友人達には、ありのままぶつけていたので、物凄く嫌な思いや気を使わせていたのではととても反省しています。仲良しの友達ほど大切にしなきゃいけないのに甘えてしまい、そんな事さえ気付いていませんでした。
でも、今まで誰にも指摘されなかったこの性格を変えたほうが良いと、気づかせてくれたのはなんと我が子だったのです。
娘も頑固ちゃん
娘とも意思の疎通ができ、会話を楽しむことができるようになったころ、公園や児童館で同年代のお友達と遊んでいたときです。
おもちゃを取り合って、お友達と喧嘩をしてしまいました。
お友達はお母さんと一緒に「ごめんね」と娘に一言謝ってくれたのですが、娘は断固として謝りません。
むしろ、どうして私が謝らなければいけないのかと言うような態度をとるのです。
まるで自分を見ているような気分に…。笑
子どもは親の鏡というように、私は自分の姿を客観的に見ることができこのままではいけないと猛反省。まずは私が変わらなければ…と思いました。
頑固母ちゃんの成長
娘には自分と同じ失敗をしてほしくないので、まずは私から「素直に謝る」訓練をスタートすることにしました。
娘にカッとなり大きな声を出してしまった時、「大きな声出してごめんね、びっくりしたよね」と反省し一声掛けたときのことです。娘の表情がパッと明るくなり「悪いことして、ごめんなさい」と自分から謝ることができたのです。
それだけじゃなく、夫に対しても素直に謝ることができるようになったおかけで、夫婦喧嘩も少なくなり家の中が穏やかな雰囲気に包まれることが多くなりました。
子どもに気付かされることは数多く、母親としてだけではなく人間としても成長させてもらっていると、つくづく感じます。
完璧な母親、人間はいません。
これからも子どもと一緒に成長させて貰おうと感じることができた、印象的な出来事でした。