沖縄は多くのガジュマルの木を見ることができます。でも、見慣れすぎて、ただ通り過ぎてしまっていませんか?
ガジュマルは“幸運をもたらす木”として知られている通り、風水でも効果が期待できるアイテムとして人気が高いのですが、どのような効果があるのでしょうか。近すぎて知らないガジュマルについてご紹介いたします♩
ガジュマルの特徴
ガジュマルは「キジムナー」を身近に感じることができる樹木のひとつ。沖縄で古くから言い伝えられている精霊が宿ると言われています。
精霊が宿る…って、なんだかロマンチックな感じがしますね。
ガジュマルは、日当たりの良い暖かいところを好む特徴があり、熱帯から亜熱帯地方に自生しているので日本では南西諸島などで見ることができます。一年中葉をつけている常緑高木で、春頃には薄っすら黄色に色付けられている「ガジュマルの花」がみれることも。
花といってもガジュマルはイチジクの仲間なので、果実の中に隠れてしまっています。そのため、花の姿を見ることができません。
ガジュマルの花言葉は「健康」
ガジュマルは、コンクリートを突き破ってしまうほど「生命力」が強いことから、花言葉は「健康」。
幸運をもたらす木とも知られており、初心者でも育てやすいため“新築祝い”などのプレゼントとしても人気の高い観葉植物です。
一方で、生命力が強いゆえに他の植物を絞め殺してしまうため「絞め殺しの木」とも言われており、世界遺産に登録されているカンボジアのアンコールワット遺跡群「タ・プローム遺跡」では、遺跡がガジュマルに飲み込まれている圧倒的な景色が広がっています。
ガジュマルの活用・風水
ガジュマルは運気が上がるアイテムとしても人気が高く、丸くかわいい葉が特徴的でインテリアとして楽しむことができます。
風水効果としても期待が持たれ、丸くてやや下向きに茂る葉のため「リラックス効果」や「気持ちを落ち着かせる効果」があると言われています。リビングなど日常的にリラックスする空間にガジュマルを置くと、癒やしの効果もあり、気持ちを落ち着かせることができるそうです。
さらに風水で「金運」を左右するといわれるキッチンにガジュマルを置くのも効果的だそう。キッチンは「火」と「水」がぶつかり合い気が乱れやすい場所なので、ガジュマルを置くことで落ち着きを取り戻し、気がスムーズに流れることで金運アップにもつながります。
ガジュマルを育ててみよう!
ガジュマルは、手のひらサイズのコンパクトなものから、リビングなどに置く存在感のある大きなものと、様々なサイズから育て始めることができるのも人気のポイント。
日当たりがよく暖かい場所を好みますが、寒さには弱いのが特徴です。そのため、温度に気をつける必要があり、最低でも5℃以上の場所が好ましく、玄関や洗面所などに設置する場合は、やや注意が必要です。
比較的涼しい気候であれば、ガジュマルの生育もゆるやかなため水やりは2~3日がベスト。春から夏にかけて暖かい気候の時は、土の表面が乾いてきたらしっとり潤うくらい水分補給をしてくださいね。
まとめ
ガジュマルは育てやすく、お手入れも比較的簡単なため、観葉植物が初めてという人でもインテリアや風水としても気軽に育てることができます。
なんとなく通り過ぎていたガジュマルの木ですが、ちょっと足を止めて、ガジュマルを見上げてみても良いかもしれません。
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