沖縄県は子育てを頑張るママやパパを支援する制度が充実しており、各市町村で積極的に子育て支援に取り組んでいます。
子育て中は「自分たちだけで育児をするのは大変…」と感じることって、多々あるのではないでしょうか。育児支援家庭訪問事業、児童手当など、活用できる支援制度などがたくさんあります。
今回は「那覇市」にクローズアップ!ぜひじっくりご覧くださいね。
「那覇市育児支援家庭訪問事業」とは?
まずは、「那覇市育児支援家庭訪問事業」についてご紹介します。
この事業は、育児するのが大変なご家庭や、お子さまの成長や教育に関して「支援は必要だけど、自ら助けを求めることができないご家庭」に、支援員が訪問をして支援をおこなう制度です。
専門的な知識やスキルを持つ支援員が家庭訪問をして、育児の相談に乗ってくれたり、子育ての指導を行ってくれます。
<利用対象者>
「那覇市育児支援家庭訪問事業」の対象は、育児に関するお悩みや、孤独感を訴えている人が該当します。具体的にはこちら
・出産直後で精神的な不安や孤立感を抱いている方
・経済的な事情も含めて、育児が困難な方
・育児に不安がある方
・複雑な養育問題の影響で支援が必要な方
育児に関する悩みや不安を抱えている方であれば、誰でも育児支援家庭訪問事業のサービスを受けることができます。
育児はひとりで悩む必要はありません。第三者に相談することが大切です。その時の頼りになる存在として、育児支援家庭訪問事業を利用することがおすすめです。
<具体的な利用シーン①外出時>
具体的な利用シーンとしては、お子さまのお世話や、サポート。例えば、オムツ交換や授乳、淋浴や抱っこをしてあやすなど、状況や環境に応じて必要なサポートを受けることが可能です。
また、お子さまを連れて散歩や買い物に出かけるときに、ママやパパと同行してもらうことも可能。もちろん、1人の場合でも、兄弟がいっぱいいて見るのが大変という場合にもサービスは受けることが可能です。
<具体的な利用シーン②料理>
お子さまがまだまだ小さい時期は、離乳食を一緒に作ってもらうことも可能です。離乳食の進め方に関しても、専門的な知見からアドバイスをしてもらうことができます。
食は大事だからこそ、不安な部分が多いもの。こういった専門家の意見を聞けるのは安心ですよね。
ほかにも、育児に関する悩みや相談ならなんでもOK!お子さまの年齢や性別、性格などに応じて、的確なアドバイスを受けることができますよ。
<営業日や問い合わせ先>
育児支援家庭訪問事業の営業日と、問い合わせ先は以下の通りです。
【営業日】
月曜日から金曜日
【訪問時間】
午前7時~午後6時(※時間外も対応も可)
【お問い合わせ先】
在宅福祉課 098-859-8383
まずは気軽にお電話で問い合わせをしてみて、具体的な支援サービスについて聞いてみましょう。
那覇市ではお子さまを“地域全体で育てる”という意識が強い街です。こうした支援サービスは積極的に活用してみてくださいね。
「児童手当」について
沖縄県那覇市では「児童手当」も充実しています。
0才から中学校卒業前(15歳になった最初の3月31日まで)のお子さまがいるご家庭に手当が支給されます。
<具体的な支給額は?>
那覇市が行っている児童手当の支給額は以下のとおりです。
【0才から3才(3才になった誕生月まで)】
1万5,000円
【3才から小学校終了まで(第1子、第2子の場合)】
1万円
【3才から小学校終了まで(第3子の場合)】
1万5,000円
【中学生(一律)】
1万円
【所得制限額以上である世帯(児童1人あたり一律)】
5,000円 ※詳細は那覇市へ問い合わせください
児童手当を受ける場合の第3子については「18歳以下の児童の中で年齢が上から数えて3人目」の児童のことを指します。すでに成人しているお子さまに関しては対象外となるのでご注意ください。
<児童手当に関する問い合わせ先>
児童手当に関するお問い合わせ先は、以下の通りです。
【お問い合わせ先】
子育て応援課 098-861-6951
まとめ
那覇市では育児に関する支援や考え方が充実しており、本記事で取り上げたようなサービスや事業を、他にもさまざまな形で受けることができます。
「児童虐待相談」などのサービスも充実しており、那覇市は地域全体で子どもたちを守り、育てていこうとする豊かな環境です。
ご家庭だけで、子育ての悩みやストレスを抱え込まないことが大切、という意識を持ちましょう。ちょっとしたことでもいいので、支援サービスに頼ってみてください。
まずは気軽に問い合わせをしてみて、どういったサービスを受けることができそうか確認してみましょう!
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