こんにちは!浦添市出身、1児の父、ライターのナガハマヒロキです。以前にもアップしました「父子で遊びに行ってお母さんを休ませよう」シリーズ。いくつかのプランに沿った、県内の各スポットを紹介しました。
【沖縄スポットバイブル#1】テーマパークはしごプランはこちら
【沖縄スポットバイブル#2】父子で1日楽しめる!乗り物プランはこちら
【沖縄スポットバイブル#3】沖縄の幸、お手軽満喫プラン
今回は「子どもと一緒に楽しめる公園(那覇)」をご紹介。我が子があり余るエネルギーを放出している間に、お母さんは買い物にでも出かけてもらいましょう!
松山公園(那覇市松山)
松山公園は、久茂地交差点からほど近く、那覇商業高校や福州園の近くにあります。行政機関やオフィスビルが立ち並ぶ那覇の中心地に、こんなに広大な面積の公園があったとは!!!
この辺りは、昼はビジネスマンが行き交い、夜は繁華街も近いため賑やかになります。その喧噪と対比するかのような都会のオアシス的な場所です。
とにかく木が多く、木登りし甲斐のありそうな立派な幹のものもたくさんあります。そのため、ちょうどいい木陰も多いという印象。ずっと太陽に当たっていたら、さすがに元気な子どもでもヘバってしまいます。程よい光合成を。
大きな共同井戸の跡地は、歴史を感じられる場所です。迫力のあるガジュマルの木と共に見ると、さらに歳月の重みが伝わって来ますよね。
芝生広場には、比較的新しいアスレチックがあります。一緒にはしゃぐのも良いですよね。父親も元々は子ども。そういう父親を見かけるとほっこりする気持ちにもなりますし。
周辺にもブランコやうんていなどの遊具もありますが、そこまでアグレッシブな規模ではないので、安心して見守れます。
こちらの公園、トリッキーな遊具があるというわけではないのですが、とにかく広場が充実しています!「広い芝生だなぁ〜」と思ったら、その奥にもまた現れ、さらにその奥にも現れるといった感じ。走り回ってもその広さを持て余してしまう程です。
公園内、散歩道も整備されています。那覇周辺で暮らしていたら、気づけば並木道を歩くことも少なくなってしまいますが、ここにありました。地域の人が運動をしていたり、子どもが駆け回ったりしている様子をそばで眺めながら散歩も◎。
公園内にはテニスコートが2面。学生は2時間350円、大人は700円です。那覇市で予約してください。
尋常小学校と国民学校があったことを表す石碑もあります。また、公園内には沖縄県立第二高等女学校の四年生で編成された、白梅学徒隊を偲ぶ「白梅の乙女たち」という像があるので、お子さんと平和を考えるきっかけにもなりますよ。
駐車場も併設。最初の60分は無料で、あとは1時間ごとに100円。那覇の中心部でこの料金でまず停められることはありませんので、感覚的にはもはや無料です。
地域の方の憩いの場という表現がぴったりの松山公園。普段このあたりを通る方も、意外とこのポテンシャルの高さに気づいていない人もまだ多いはずです!
松山公園
波の上うみそら公園(那覇市辻)
小さい頃に連れて行ってもらった海の思い出って、大人になっても覚えているものではないでしょうか?自分の親に作ってもらった思い出を、我が子にも味わってもらいましょう!
那覇とは言え、そこは沖縄。気軽に海に来れるという幸せを忘れないで欲しい。久しぶりに那覇の海に来たら、思いのほかしっかり綺麗でした!
駐車場完備。最初の30分は無料です。(最初の30分経過後、1時間以内200円・その後1時間延長ごとに100円・24時間以内上限料金500円)
この芝生ごしに眺める海。東屋の赤瓦、ヤシの木の力強い緑、砂浜の白、海の青…海浜公園って、配色が素敵ですよね。
しっかりと駆け回れる広いスペースもありますよ。「海は泳ぐところではなくて見るものです」派の人にもぴったりの公園です。
都市型海浜公園ということもあり、那覇空港へと続く道の陸橋が架かっています。飛行機の離発着が見られるのも子どもが喜ぶポイント!隣の波之上ビーチと繋がっているので、気持ちが高ぶったらそのまま海に入るのもあり。
陸橋の下にはバスケコートもありますよ!海ではマリンスポーツをしている人がいて、振り返ったらバスケットをしている人がいて…躍動感だらけです!
ビーチの周囲の護岸にやって来ました。このあたり、意外にも釣りをしている人がいたんです。人間の手が付いた場所ですので、それほど魚は寄って来ないものだと思っていましたが、訊くとミーバイやイラブチャーが釣れるそう。釣りとセットでお子さんと楽しむのも良いですね!
波の上うみそら公園
末吉公園(那覇市首里末吉町)
衛星写真で見てもその広大さが分かる緑豊かな大公園。比較的密集している首里に、これだけの敷地の自然を残していることは、代々生活している人たちの営みを残しているような大きな意味を感じます。
ここ末吉公園は、日本一開花の早い沖縄の桜の標本木(開花基準となる木)があることでも知られています。もちろん駐車場完備で。
駐車場からは、けっこうな段数のある階段を降ります。…ということは帰りはけっこうな段数昇りますのでご注意を!
階段を下ると、拓けた広場があり、ここではボール遊びが楽しめそうです。この場所だけでもひとつの公園として十分なものなのですが…
川も流れているんですね。那覇市内の都会を流れる安謝川の源流です。下流は安謝〜港町方面から海に流れていきます。魚の生態観察もできますね。
小さいお子さんのトイレは念のため、ここで済ませるが吉。
緑地公園ですが、遊具広場も充実していますよ。緑のアーチから覗くようにビビットな遊具が差し色のように飛び込んで来ます。
筆者も小さい時に足繁く通っていた公園です。あの頃登ったタワーに25年ぶりに昇ると、こんなに小さかったっけ?という気持ちに。(ここから落ちたことがあるのは良い思い出です)
ブランコは床がゴム素材。落ちても痛くなさそう。
遊び心を満たしてくれそうなアスレチック。居合わせた他の子たちとも仲良くなってくれそうです。
このスケール感、まさに森林浴。清涼感のある空気は香りから違います。手つかずのまま残されているだろうゾーンも。川のせせらぎも感じられます。
過去に訪れたことがある人でも、その全てまでは歩き回ったことはないでしょう。進めば進むほど続く自然。「あれ、これ遭難もあり得るな」くらいのむき出しのジャングル。
やんばるまで行かずとも、自然観察ができる貴重なスポットです。公園内はかなり広いので、小さなお子さんから目を離さないよう注意が必要ですね!
末吉公園
その他にも、那覇には灯台下暗し的な大きな公園がたくさんあります。他の遊びと組み合わせて、コースの中に公園があったら一日の充実度が大きく変わってきそうですよね。
お子さんとの思い出、ぜひ深めてください!
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