出張などで九州や本州に行くこともあるでしょう。そんな時、沖縄土産をどうするか迷ってしまうことってありませんか?
沖縄県は全国有数の観光県で、お土産もたくさんあるため迷うのも当然。今回は、贈ると喜ばれる定番土産、変化球土産をご紹介しましょう。
<記事の内容はこんな感じ>
1.沖縄県は観光客が6年連続増加!
2.沖縄県ならではの定番土産5選
3.ちょっと面白い変化球土産3選
4.まとめ
1.沖縄県は観光客が6年連続増加!
2019年4月、沖縄県文化観光スポーツ部観光政策課は、2018年度の沖縄県への入域観光客数が約999万9千人だったと発表しました。これは前年度より4.4%増で、6年連続の最高更新です。
また、国内客は前年度より1.6%増(約11万人増)で約669万8千人、外国客は11.5%増(約40万人増)で約300万人となっており、特に沖縄県は国内からの観光客に人気だと分かります。
参考:入域観光客数
2.沖縄県ならではの定番土産5選
沖縄県は全国屈指の観光県。観光客向けに様々なお土産があり、どれがいいか迷うのも仕方ないです。そこで、「これを選べばまず大丈夫!」とおすすめできる定番土産をご紹介しましょう。
<サーターアンダギー>
沖縄の方言で、「サーター(砂糖)」の「アンダギー(揚げもの)」という意味をもつ沖縄風ドーナツ。不動の人気土産であり、沖縄県民からも愛される定番おやつです。黒糖やごま、紅芋など様々な種類、お店ごとのオリジナル商品があるので、数種類贈ってみるのもいいでしょう。
<ちんすこう>
15世紀ごろに中国からもたらされた伝統のお菓子で、当時は高貴な身分の方だけがいただける「ちん(珍)」「すこう(お菓子)」だったそう。厚めのクッキーのようでもあり、固めのパウンドケーキのような食感、食べ飽きない軽めの甘さは、幅広い年代から喜ばれるお土産です。
<紅いもタルト>
「紅芋」は沖縄県の特産品のひとつ。割ってみるとその中身は紫紅色をしていて、ほんのりとした甘味とクリーミーな舌触りが特徴の品種になります。沖縄ではよくある紅芋ですが、全国的にはあまり出回っていないので、とくに本州の方にとっては新鮮なお土産になるはず。
ちなみに、紅芋タルトのパイオニア「お菓子御殿」の商品は「紅いもタルト」と「いも」が平仮名で書かれているので、パッケージを要チェック。
<沖縄ソーキそば>
中華麺のような太めの麺と和風ダシのスープを合わせた「沖縄風そば」に、豚肉のスペアリブ(ソーキ肉)を乗せたもの。麺とダシ、ソーキがセットになったお土産用が、土産物店やスーパー、空港にも販売されいるので、沖縄県民のソウルフードを手軽に楽しんでもらえます。
<工芸品類>
「お土産」と聞くと食べ物系をまず思い浮かべますが、沖縄県にはお土産にぴったりな工芸品もたくさんあります。
沖縄のシンボル「シーサー」を始め、柔らかい風合いの「琉球ガラス」、国の無形文化財「久米島紬」など。特別な相手には、こうした工芸品を贈るのもおすすめです。
3.ちょっと面白い変化球土産3選
「サーターアンダギー」や「ちんすこう」など沖縄県の定番土産もいいですが、ここからはちょっと面白い変化球土産を見ていきましょう。
<沖縄めんべい>
福岡県の定番土産「めんべい」の沖縄版です。明太子やタコなど魚介の旨味をベースに、沖縄名物の「ラフテー(豚の角煮)」と「シークワーサー」を加えた変わり種。角煮の濃厚さと柑橘類の爽やかさが合わさった、実際に食べてみないと理解できないドキドキを楽しめるお土産です。
めんべい
※12/18現在、オンラインショップへの掲載はありません。各販売店にてお買い求めください。
<コーレーグス>
沖縄特産の「島とうがらし」をそのまま泡盛に漬け込んだ辛味調味料。沖縄料理店では必ずと言っていいほど常備されていて、沖縄県民にとってなじみ深いものですが、九州や本州ではあまり知られていません。味覚的に受け入れられるかは別にして、他とはまず被らないでしょう。
<塩>
沖縄の海はただ綺麗なだけでなく、ミネラル豊富で上質な塩がとれることでも有名です。シンプルな塩の他、シークワーサー塩や島とうがらし塩など様々なフレーバーの塩が。最近では、「ごはんの塩」や「ゆでたまごの塩」などもあり、ちょっと変わったお土産としておすすめです。
4.まとめ
出張などで九州や本州に行くときにおすすめする、沖縄のお土産についてご紹介してきました。
「それそれ!」と共感できるものもあれば、「そんなのでいいの?」と不思議に思うものもあったかと思いますが、どれも九州や本州の方からすれば貰って嬉しいお土産ばかりです。
お土産選びで迷った際には、ぜひ今回登場したお土産を参考にしてみてくださいね。