こんにちは、ryukyuライターのちゃんかれです。
沖縄県では、子育てのママさんパパさんのための支援が増えてきています。
今回は、うるま市で2019年4月1日から始まっている、出産直後の母親の心身のケアや育児をサポートする「産後ケア事業」のご紹介です。
まずは、概要
こちらのサービスはうるま市が主体になって推奨しているもので、「出産後の母子への心身のケアや育児のサポート等、きめ細かい支援を実施する」ことを目的としています。
対象は「うるま市に住所のある産婦さんと赤ちゃんで、おおむね産後4ヶ月までの方」
産後ケアなので、あくまで新生児の4ヶ月までが対象になっている様ですね。出産から間もないママへのサポートを早期に行うことで、安心して子育てができる環境をつくる支援をしてくれます。
うるま市は、産後の母親が医療機関で宿泊し助産師など専門家のサポートを受ける「宿泊型」の支援を県内で初めて実施しました。
具体的な事業内容としては、以下の5つ。
①母親の身体的ケア及び保健指導、栄養指導
②母親の心理的ケア
③適切な授乳が実施できるためのケア(乳房ケア含む)
④育児の手技についての具体的な指導及び相談(沐浴、抱き方、など)
⑤生活の相談・支援(宿泊のみ)
助産師さんから直接、母子の体調管理、悩みや不安の相談、授乳方法の指導を受けることが可能です。
また、支援を受ける形態は4つ。
①宿泊型
②6時間のデイサービス型(通所型)
③3時間のデイサービス型(通所型)
④アウトリーチ型(訪問型)
デイサービス型は3時間までと6時間(半日)までの2種類、宿泊型は1泊2日の利用ができ、医療機関や、子育ての支援機関と連携してサービスを提供してもらえます。
心身のバランスを崩しやすい産後初期にサポートを受けながら休養をとり、心をちょっとでも休めることで、産後うつの抑止や早期発見に繋げることができるんですね。ちょっと頑張りすぎてしまう自覚があるママや、漠然と不安があるママは、利用を検討してみても良いかもしれません。
費用は?
主なサービスの費用は以下
①宿泊型(委託先で1泊)
1泊 4,000円(補助26,000円)
②デイサービス型(委託先で6時間)
1回 1,000円(補助19,000円)
③デイサービス型(委託先で3時間)
1回 500円(補助9,500円)
④アウトリーチ型(自宅で3時間)
1回 500円(補助11,500円)
家族からの援助が受けられず、育児に不安を抱える人が対象で、各自治体で負担額は異なるよう。お住まいの自治体にぜひお問い合わせください。
委託先は、順次追加。現在は以下の施設や病院でサポートを受けることが可能になっています。
「宿泊型」
(社)沖縄県助産師会 母子未来センター
(医)中部産婦人科医院
「デイサービス型」
(社)沖縄県助産師会 母子未来センター
(医)中部産婦人科医院
「アウトリーチ型」
今回は、出産直後の母親の心身のケアや育児をサポートする「産後ケア事業」をご紹介しました。気軽な相談から、ぜひお問い合わせをしてみてください。
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