赤ちゃんとママ

出産直後のママを支援。沖縄県うるま市の「産後ケア事業」って?

DATE - 2019.7.2
CATEGORY - 妊娠・子育て・家族
WRITER - ちゃんかれ

こんにちは、ryukyuライターのちゃんかれです。

沖縄県では、子育てのママさんパパさんのための支援が増えてきています。

今回は、うるま市で2019年4月1日から始まっている、出産直後の母親の心身のケアや育児をサポートする「産後ケア事業」のご紹介です。

まずは、概要

こちらのサービスはうるま市が主体になって推奨しているもので、「出産後の母子への心身のケアや育児のサポート等、きめ細かい支援を実施する」ことを目的としています。

対象は「うるま市に住所のある産婦さんと赤ちゃんで、おおむね産後4ヶ月までの方」

産後ケアなので、あくまで新生児の4ヶ月までが対象になっている様ですね。出産から間もないママへのサポートを早期に行うことで、安心して子育てができる環境をつくる支援をしてくれます。

うるま市は、産後の母親が医療機関で宿泊し助産師など専門家のサポートを受ける「宿泊型」の支援を県内で初めて実施しました。

具体的な事業内容としては、以下の5つ。

①母親の身体的ケア及び保健指導、栄養指導
②母親の心理的ケア
③適切な授乳が実施できるためのケア(乳房ケア含む)
④育児の手技についての具体的な指導及び相談(沐浴、抱き方、など)
⑤生活の相談・支援(宿泊のみ)

助産師さんから直接、母子の体調管理、悩みや不安の相談、授乳方法の指導を受けることが可能です。

また、支援を受ける形態は4つ。

①宿泊型
②6時間のデイサービス型(通所型)
③3時間のデイサービス型(通所型)
④アウトリーチ型(訪問型)

デイサービス型は3時間までと6時間(半日)までの2種類、宿泊型は1泊2日の利用ができ、医療機関や、子育ての支援機関と連携してサービスを提供してもらえます。

心身のバランスを崩しやすい産後初期にサポートを受けながら休養をとり、心をちょっとでも休めることで、産後うつの抑止や早期発見に繋げることができるんですね。ちょっと頑張りすぎてしまう自覚があるママや、漠然と不安があるママは、利用を検討してみても良いかもしれません。

費用は?

主なサービスの費用は以下

①宿泊型(委託先で1泊)
 1泊 4,000円(補助26,000円)

②デイサービス型(委託先で6時間)
 1回 1,000円(補助19,000円)

③デイサービス型(委託先で3時間)
 1回 500円(補助9,500円)

④アウトリーチ型(自宅で3時間)
 1回 500円(補助11,500円)

家族からの援助が受けられず、育児に不安を抱える人が対象で、各自治体で負担額は異なるよう。お住まいの自治体にぜひお問い合わせください。

委託先は、順次追加。現在は以下の施設や病院でサポートを受けることが可能になっています。

「宿泊型」

(社)沖縄県助産師会 母子未来センター
(医)中部産婦人科医院

「デイサービス型」

(社)沖縄県助産師会 母子未来センター
(医)中部産婦人科医院

「アウトリーチ型」

(社)沖縄県助産師会 母子未来センター

今回は、出産直後の母親の心身のケアや育児をサポートする「産後ケア事業」をご紹介しました。気軽な相談から、ぜひお問い合わせをしてみてください。

うるま市「産後ケア事業」について

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ちゃんかれ
新卒フリーランスのデザイナー。執筆の他にも撮影や英語翻訳等も得意でマルチにお仕事をしています。趣味はNetflixとお花の世話。SNS運用が今一番したいお仕事です。info@chankare.com
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