在宅ワーカーにとって、自宅は職場。癒しの場所でもあるけれど、戦う場でもあります。
公私混同しがちな日々でも、ストレスを溜めないようにするためには、やはり在宅ワーカーなりにONとOFFをつけることが大事です。
休み宣言する勇気をもつ
在宅ワーカーは仕事がエンドレス状態。ようやく1ヶ月分の納品を終えても、次の瞬間には翌月分の仕事が続々とスタートし始めます。いくらフリーで働かせてもらっているとはいえ、どこかで休む時間をつくらなければ、ワーカホリック(仕事中毒)の状態に。
たとえば、今年のゴールデンウィークもそうだったように、社会的にまとまったお休みに入るときは、在宅ワーカーといえど「お休みを宣言する勇気」をもつのは大切です。
ただし「お休みですから、仕事をふらないでください」という伝え方ではなく、「大変申し訳ございませんが」と前置きをしながらお伝えしましょう。
メールのやりとりについても「一切いたしません」と遮断するのではなく「返信が遅れる可能性があります」「お休み明けにすぐに返信させていただきます」など、一言入れておきましょう。そうするだけで、クライアントとの関係性は良い方向に変わってきています。
すぐに返信できないときは、その状況だけでも相手方に知らせておく
在宅ワーカーといっても、ずっと家にい続けて仕事ができるわけではありません。必要に応じて打ち合わせに出たり、席を外すこともたくさんあります。
もしメールをすぐに返信できないなら、その状況だけでも相手に知らせておきましょう。
たとえば「昨日より風邪をひいてしまい、いつもより返信のスピードが下がってしまいますが」とお断りを入れておけば、相手は「そうなのね、返信がなくても焦る必要はないか」と安心できます。
LINEと同じく、メールでも既読無視だけはしないように気をつけましょう!
SNSを更新する「タイミング」と「内容」には気をつける
個人的な内容をSNSに更新するときは「タイミング」に気をつけましょう。
たとえばどこかの会社から「返信をいただけませんか?」と催促メールが来ているのに、Instagramに「家族で京都に遊びに来ていますー♩」と自慢をするのは、信頼を失うことになります。
いくらプライベートな写真を投稿するとはいえ、仕事のメールが完了していることを確認したうえで投稿をするようにしましょう。また、先方に体調不良と伝えた際は、SNSの更新もきちんと控えること。
在宅ワークは、すべて会社との信頼関係で仕事が成立しています。「些細なこと」と軽くとらえず、SNSも丁寧に発信していきましょう。
公私混同な毎日だからこそ、お仕事を依頼していただいているすべての方に失礼がないように、最大限努力をするのが大切。もちろん、体調を崩す前にしっかりと休養をとるなど、体調管理も仕事のうちです。
エンドレスな日々を、いつまでも元気よく駆け抜けられるように、習慣や仕事ルールを見直しましょうね♩
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