働くママとママの膝の上に乗る赤ちゃん

子育てにおける在宅ワークの2つのメリットと注意点

DATE - 2019.8.12
CATEGORY - ママのお仕事術
WRITER - 山口恵理香

在宅ワークと子育ての両立は、想像をはるかに超える大変なことです。ですが、自宅=職場だからこそ、在宅ワーカーのママは、通勤に時間がかかる働くママより「子育てと両立しやすい」という考え方もあります。

今回は、在宅ワークの子育てにおけるメリットについて注目してみましょう。

仕事と並行して家事ができる【在宅ワークのメリット1】

在宅ワーカーにとって、基本的には自宅が職場になります。つまり、家事も自分の好きなタイミングで進めることができます。

たとえばライターの場合は、しばらく書き続けていると頭がパンク気味になります。そこで、お皿を洗ったり掃除機をかけたり、仕事以外のことをして頭を休ませると、意外とスッキリするのです。

家事が息抜きになり、ときには前倒しで仕事も家事も進められるようになるため、この点は在宅ワークとメリットと言えるでしょう。

ただ、自宅が職場の場合は、息抜きも必要です。ずっと仕事と家事、それから育児をこなす日々だけでは、精神的にキツくなってしまいます。

子どもの急な体調不良に対応しやすい【在宅ワークのメリット2】

在宅ワークの最大のメリットは、自分の都合に合わせて適宜、予定を変えられるところです。

とはいえ、“納期を守らなくていい”というわけではなく、あくまでも納期を守るという前提の中、自由に予定を組んでいいことになります。

たとえば、子どもの急な体調不良にも比較的対応しやすく、少し早めに仕事を終えても、それだけで誰かから嫌な顔をされる必要もありません。やるべきことさえ進めていれば、まったく関係ないのです。

病院から戻ってきて、子どもが寝始めたら、再び仕事をはじめたり、数日は仕事量をおさえたり、スケジュールが組みやすいのも在宅ワークならではのメリットです。

注意点:仕事が非効率的になる可能性も

ひとつだけ注意したいのは、在宅ワークと子育てを両立するとなった場合、独身時代よりかは仕事が細切れになり、非効率的になる可能性があるということ。

頭の中では「まとめて仕事がしたい」と思っていても、自宅にママがいるぶんん、どうしても子どもは甘えてきます。せっかくの子どもとの時間、ここはなるべく子ども優先させてあげたいものですよね。

在宅ワークをする場合は「どれだけひとりで集中できる環境を作れるか」がポイントになってくるでしょう。子どもが寝ている深夜の時間帯、あるいは早朝を集中タイムと決めて仕事を進めておくと、緊急的な事態になったとしても、すぐに対応できるはずです。

在宅ワークだからこそ、子育てと両立しやすいメリットがある一方で、子どもと一緒にいる時間が増えるぶん「工夫」も必要になってきます。何もかも自分ひとりで解決しようとせず、パートナーとも相談しながら、子育てとの両立を目指しましょう♩

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ライター写真・山口恵理香
コラムニスト・WEBライター
山口恵理香
2013年よりWebライターとして活動開始。cinq、mer、bis、JJ、CLASSYなど執筆実績多数。モットーは「瞬間を生きる」。金髪とCHANELの赤い口紅がトレードマーク。2019年、出版予定。
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