お腹に新しい命が宿り、嬉しい気持ちでお腹を撫でながら過ごすマタニティライフ。我が家には出産にあたって決めなければいけないことがありました。
そう、里帰りするのかしないのか。私の実家は飛行機の距離だし、私は若いうちに家を出たので、今更親と一緒に暮らすイメージが持てず…。夫の実家も、車で4時間の距離。夫の仕事の都合で来た土地なので、親戚も学生時代の友人もいないのに、里帰りしない出産ってできるのかな、と悩みました。
1. 里帰りしない出産のメリット
里帰りする出産にもメリットがあるように、里帰りしない出産にもたくさんメリットがあるはず!と、まずはポジティブに考えることにしました。
・出産の立ち合いができる
・産後の大変な時期を夫に見てもらえるので、夫に父としての自覚が芽生える
・産後に赤ちゃんを連れて長距離の移動をしなくていい
・普段と変わらない生活スタイルで過ごせる
・自分の思う通りに育児ができる
2. 産む前の準備が重要
<家事代行サービス>
産後、心配していたのは家事でした。疲れているときに冷凍食品ばかりでは元気がでないし、部屋が散らかっていると余計にイライラします。
“産後”という限られた期間なので、私は思い切って家事代行サービスを頼みました。安いところで1時間3,000円くらいから、大手では1時間6,000円ほど。私は沐浴介助も頼める中堅どころの業者にお願いしました。
産後の疲れているときに指示を出したり、物の場所を覚えてもらったりしていては余計に疲れるし、担当者との相性も気になり、あえて産前に数回リハーサルとして頼みましたが、安心してお産に臨めたので、大正解!
家事代行サービスは、時間単価が高くコストがかかるので、やってほしい作業はあらかじめ紙にまとめて渡しておくのがおすすめです。
<入院期間の調整>
産後どのくらいで退院かは病院によって異なります。普通分娩で4日~6日、帝王切開で6~10日ほどですが、病院に少し伸ばすことが可能か確認してみてください。
私は帝王切開だったのと、夫の仕事の都合もあり、14日間入院させてもらいました。おかげで産褥の一番つらい時期を病院で過ごせて、とても助かりました。
<夫との作戦会議>
里帰りしない場合、一番頼りにしなければならないのが夫です。その夫を戦力化するために、やってほしいことは事前に相談し、しっかり伝えてください。
口頭で伝えても出産の興奮もあるし、日常の仕事もあるし、あっさり忘れられてしまいます。我が家は、妊娠中に出産時・入院中・退院後にお願いしたいこと色々話し合い、事前にメモにまとめて渡していました。
<各種書類の準備>
産後は動けないので、母子手帳についている各種申請書類や添付書類は、可能な限り産前に用意しておきましょう。
特に、児童手当には気を付けてください。添付書類が足りなかろうと記入漏れがあろうと、申請書だけでも産まれた日の翌日から15日以内に提出しないと、1か月分(所得制限内なら15,000円!)もらい損ねる可能性があります!!!!
<宅配スーパーの活用>
産後1カ月は基本外に出られません。困るのは買い物。夫の仕事によってはお店が開いている時間に帰れない方もいると思います。ぜひ、産前から宅配スーパー(イオンや生協など)を活用してください。生協には夕食宅配もあるので、こちらを活用しても良いと思います。
<エコはあきらめる>
里帰りしないなら布おむつはお勧めしません。
エコですし、ローコストですが、洗ったり干したりと家事負担が格段に増えます。また、赤ちゃんは意外と服を汚します。よだれが垂れたり、ミルクを吐き戻したり、ウンチが漏れたり、男の子ならおしっこを飛ばしたり…。そのたびに着替えさせて洗濯するのですが、着替えは多めに用意しておきましょう。
お古に抵抗がなければ、オークションでまとめて出品されているもので安く揃えるのもおすすめです。お古は風合いも柔らかく、捨てる時にもあまり抵抗がありませんでした。逆にお古のメリットもあるくらい♩
まとめ
色々心配しながら臨んだ里帰りしない出産でしたが、まさに「案ずるより産むが易し」でした。自分のペースで過ごせたので、産後鬱になることもなく、夫にイライラすることもなく穏やかに過ごすことができましたよ。
2人目となると、上の子のお世話も必要になってくるので、もう一つレベルアップしますが、できることならまた、里帰りせずに産みたいと思っています。
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