子どもの食べず嫌いに苦労しているママは多いはず。私自身もこんなやりとりを繰り広げる日々でした。
私「おいしいから食べてごらん」
娘「ヤダ」
私「そんなこと言わずに、美味しいよ?」
娘「ヤダ」
このやり取り、テンプレート化してしまっていませんか?
これでは子どもにとっても逆効果。食べず嫌いを克服するには「そのまま食べられるようになるまで放っておく」というのもひとつの答えですが、トライできることもあります。食べず嫌いを少しでもなくすためにできることをご紹介します。
1.調理方法を変えてみる
例えば、サラダに入っているキュウリやピーマン、ニンジンが嫌と言う場合は、そのまま食べさせようと努力をしても、お互い消耗戦になるだけ。子どもの好きな味付けや、調理法に変えてみましょう。案外ペロッと食べてくれるかもしれません。
例えば、こんなお料理に入れてみるのはどうでしょう?どちらかというと、味が濃い食べ物のほうが食材の独特な味が消え、食べやすくなります。
・カレー
・チャーハン
・あんかけ焼きそば
・ミートソース
・お好み焼き
みじん切りにしてこのような料理に入れれば、ペロリと食べてくれることも。特に、カレーは子どもの大好物。味も濃いので、苦手な食材でも食べやすくなります。みじん切りでも食べにくい場合は、フードプロセッサーなどで細かく砕いてしまっても良いでしょう。キャラ弁にしたり、小さく可愛らしく切ってみることも有効です。
また、親がおいしそうに食べているところを見せるのも大切。「食べることは楽しいことだ」「家族で食べるのは楽しいことだ」という雰囲気を作ることも心がけてみてください。
2.食べる環境を変えてみる
それでもなかなか食べてくれない。そんな時は、環境を変えてみても良いでしょう。もちろん無理に食べさせようとせず「まあ、自然に食べてくれるようになるのを待つか」というスタンスでもOKです。
ですが、環境が変わると突然食べるようになる、ということもあります。例えば、お弁当に入れてピクニックに出かける、お友達を家に呼んでみんなで食べてみる、など。
ピクニックに行くと気分転換にもなり、体を動かしてお腹が空くので、意外に食べてくれることもあります。個人的にとってもおすすめ。
ただ、あまりにも「食べて欲しい」というプレッシャーを与え続けると逆効果になってしまいます。いくつか食べられないものがあっても他の食材で補えるため、そんなに神経質になる必要はないのでママも安心してくださいね。
3.一緒に食べる人を変えてみる
上級者の食べず嫌いともなると「食材が嫌い、見た目的に無理、臭いが嫌」で食べないのではなく、「一度食べないと言ったから食べない」ということがあります。これは少々厄介です。
ここまでくると、説得して食べさせるのは諦めたほうが良いレベル。自然に任せ、いつか食べてくれる時が来るだろう、くらいに思っておいた方が良いでしょう。
しかし、一緒に食べる人が変わると突然何事もなかったかのように食べることがあります。例えば、祖父母の家に行ったとき、お友達の家に行ったときなど、「食べない」と言っているのを聞いたことがない人と一緒に食事をすると、普通に食べることも。
普段から「食べて」とプレッシャーを与え過ぎないのが1番かもしれませんね。
まとめ
子どもの食べず嫌いは、まず調理方法を変えるところから始めてみると良いでしょう。子どもの好きなカレーやミートソースにそっと混ぜると、ペロッと食べてくれるかもしれません。
環境を変える、一緒に食べる人を変えるのもひとつの方法ですが、あまり子どものプレッシャーにならないように気を付けてあげてくださいね。
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