いまや3人に1人の子どもが花粉症ともいわれています。アトピー性皮膚炎などと比較すると、アレルギー症状の中で一番多くなっているようです。(※1)
お子さまが花粉症かもしれない、花粉症で困っている、というパパやママも多いのではないでしょうか。いま花粉症ではなくても、これから花粉症になってしまう可能性は十分にあり得ます。今回は子どもの花粉症対策に役立つ品をご紹介します。
1.外出時のマスクは必須
花粉症は大人でもつらいものです。少しでも花粉症の症状が緩和されるよう、学校に行くときや習い事に行くときなど、外出時のマスク着用は必須にしましょう。
マスクは、風邪をひいたときにつけるもの、使い捨てのもの、繰り返し使えるガーゼ生地のものなどいろいろ種類があります。どんな種類のものであっても、つけているのとつけていないのでは全く違います。外に出るときは忘れないように、そして予備でいくつか鞄の中に入れておくと安心です。
ただ、マスクを長時間つけていると耳の裏が痛くなることも多々。マスクのゴムがきちんとあっているかどうか確認してあげてくださいね。
花粉や黄砂、PM2.5に対応した子ども用のマスクも販売されているので、花粉症がひどい場合はこのようなものを利用しても良いでしょう。手作りのマスクを作ってあげる場合は、花粉症対策用のガーゼを内側に挟んであげると、より花粉をブロックすることができます。
2.衣類や髪の毛の花粉の付着をブロック
なるべく花粉を屋内に入れないことも大事。外出先から帰ったら、付着した花粉を払うなど徹底した対策も必要です。
そんな時に役に立つのが花粉の付着を防ぐスプレー。外出する前に全身にスプレーすることで、髪の毛や洋服、顔などへの花粉の付着を防ぐことができます。
このようなスプレーは静電気を抑え、静電気によって集まってくる花粉をブロックすることができるという仕組みになっています。子ども用もありますし、大人も外出前に使うことにより、花粉の屋内侵入を防ぐことができます。
帰宅時のうがいや洗顔など、いつものケアと合わせて使っていくと良いでしょう。
3.加湿器で浮遊を抑える
花粉の浮遊や、のどイガイガを防ぐために、ぜひ加湿器も活用してください。花粉は寒い時期から飛び始めるので、エアコンを使っているご家庭もあるでしょう。エアコンを使うと、部屋が乾燥するだけでなく、フィルターに入り込んだ花粉や床に落ちた花粉がどうしても舞い上がってしまいます。
加湿器を使うと花粉の浮遊も抑えられ、乾燥や花粉による、のどの痛みも和らげることができます。適度に部屋を過湿することは、他の風邪などの病気やインフルエンザの予防にも効果があるとされているため、メリットはたくさん。子ども部屋にも置いてあげてくださいね。
4.空気洗浄機で部屋を清潔に
空気洗浄機や掃除機で花粉を除去することも大切です。
浮遊している花粉は空気清浄機で取り除くことが可能ですが、床やおもちゃの上に落ちてしまうと、掃除機や雑巾などで除去する必要があります。
特にぬいぐるみは花粉が付着しやすく、子どもが吸い込んでしまう可能性が高くなります。掃除機などで定期的に掃除してあげましょう。
まとめ
花粉症は大人でも辛いもの。こんな時期でも楽しく遊べるように、花粉症対策グッズなども活用しながら、快適に生活が送れるようにしてあげてくださいね。
※1データ参考:ロート製薬
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