ダイヤモンド

【4月の誕生石】世界でもっとも美しくもっとも人気のある宝石「ダイヤモンド」

DATE - 2020.4.13
CATEGORY - ライフスタイル
WRITER - To-mas

こんにちは。沖縄でとれる夜光貝でジュエリーブランドを制作しているTo-mas(トーマス)です。第13回目は4月生まれの誕生石「ダイヤモンド」についてです♩

目がくらむようなきらめきを放ち、“宝石のなかの宝石”といわれるダイアモンドは4月の誕生石。結婚指輪など、一生の記念となるジュエリーに留めるのにもダイアモンドはとても人気の宝石ですよね。

ダイヤモンドといえば「世界一硬い鉱石」と聞いた事はありませんか?

ダイアモンドは、その硬さゆえに研磨などの加工ができないことから、数千年もの間、宝石として扱われることがありませんでした。

ダイヤモンド

ところが、15世紀にオランダ人がダイアモンド(正確にはダイアモンド粉末)でダイヤモンドを研磨する方法を発見。17世紀の後半には、その美しさを引きだす究極のカット「ブリリアンカット」が発明されました。

これをきっかけにダイアモンドは永い眠りからさめ、命を吹き込まれたかのようにまぶしい輝きを放ちはじめました。

そして、あっという間に宝石としての価値がぐぐぐっと押し上げられたのです。

ダイアモンドの和名は金剛石(こんごうせき)
宝石言葉は「不屈・清浄無垢・永遠の愛」

このダイアモンドという名前はギリシャ語で「征服されざる石」という意味の「amadaas(アマダス)」に由来し、その硬さから不屈の精神の象徴とされてきました。

えんぴつの芯と同じ成分!?

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奇跡的な確率で誕生するダイヤモンドは、鉱物的には「炭素」という単一の元素からできています。

これは炭や鉛筆の芯などとまったく同じ成分です。

真っ黒でやわらかい炭と、硬くてまばゆいばかりの輝きを放つダイアモンドの両者の違いは、ひとことで言えば「育ちのちがい」だそうです。

ダイアモンドは、地球深部にある溶岩のマグマの中にある炭素が、気の遠くなる年月をかけ、高温、高圧のある条件下で結晶化したもの。その結晶が規則正しく、均一に結合してゆるぎないカタマリとなった時に、地球上で1番硬い物質となるそうです。

つまり、神業とといえる偶然の条件が重なった時にだけ生成されるのです。

元素は同じでも、結晶の成長行程が違うだけでこんなにも違う物質になるなんて驚きですよね。

ダイアモンドは、その強固な固さから「壊れることのない変わらぬ気持ち」や「固い絆を結ぶ」という意味が込められていたり、また高貴で清らかなエネルギーからは輝くような美と金運に恵まれ、愛に満ちた家庭を築けると信じられ、「二人の愛が永遠に続き、幸せな日々を過ごせますように」と願いを込めてダイヤモンドを贈る習慣が定着していったそうです。

ダイヤモンドは「不屈の精神」の象徴としての意味も

どんな苦境にも負けず、諦めないという決意のお守りとして、4月の誕生石だけでなく、4月というスタートの時期の守護石でもあるのです。

結婚指輪だけでなく、ペンダントやピアスなど様々なアイテムが多いのもダイアモンドの魅力!ご自身の御守りとしてもファッションアイテムとしても重宝しそうです。

ダイヤモンドを自分に贈れるような女性になりたいものです。

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ryukyu’s WRITER
ライター写真・當眞清乃
ジュエリーデザイナー
To-mas
沖縄でとれる夜光貝(やこうがい)でジュエリーブランドを制作しています。夜光貝はもちろん、様々なジュエリーについての豆知識を発信していきます。沖縄県出身・沖縄県在住
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