こんにちは。沖縄でとれる夜光貝でジュエリーブランドを制作しているTo-mas(トーマス)です。第4回目は7月生まれの誕生石「ルビー」についてです♩
赤い宝石の頂点に君臨しつづける「ルビー」。赤い宝石の中でも「圧倒的な赤」で一際目を惹くルビーの輝きを、古代ギリシャ人は「燃える石炭」と表現したそうです。
磨かなければ輝かないダイヤモンドと違って、最高品質のルビーは、原石が土から顔を出した瞬間に煌めくといいます。
そんな美貌をもったルビーは、原産地のミャンマーでは「神の石」として崇められてきました。
古代インドでも「宝石の王様」という意味の「ラトナラジュ」と呼ばれ、ダイヤモンドより高い評価を受けていたと伝えられています。
鮮血のような赤は生命の象徴でもあり、戦いを勝利へ導く「守護石」や「魔よけ」「不老不死の秘薬」として、珍重されてきました。
ルビーは奇跡がつくった結晶
さてさて、ルビーがここまで「神の石」と讃えられている理由には、ルビーが作られる成り立ちも関わっています。
ルビーは、鉱物の中でも酸化アルミニウムの結晶である「コランダム」という鉱物に分類されます。もともと「コランダム」は無色透明で、そのままでは宝石として用いられることはありません。
しかし、その「コランダム」にわずか2%の“クロム”が混ざったとき、赤いルビーが誕生するのです。
実は、真っ青な色で知られるサファイアも、実は同じ「コランダム」。赤と青、対照的なこのふたつの石が同じ鉱物であるのは、まさに自然が起こした奇跡ですね。
宝石としては「コランダム」の中で、赤味の濃いものだけが「ルビー」と名乗ることを許されています。それ以外の、ブルーやピンクの色味は全て「◯◯サファイア」と呼ばれるのです。
ルビーの宝石言葉は「情熱・勇気・仁愛・威厳」
あざやかで官能的なルビーの赤は、生命力に溢れる強いエネルギーで女性を華やかに輝かせてくれます。
特に指輪やネックレスとして身に付けるとあなたの魅力を引き出し、積極的に行動できるようサポートしてくれるだけでなく、勝利や成功をもたらしてくれるかもしれません。
子育てをしながらも働いているママさんたちの中には「ここぞ」というタイミングがあると思います。そのときは、赤い口紅とルビーを身につけて、臨んでみてはいかがでしょうか?
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