こんにちは、パパライターの堀本です。
以前、「俺はいつ帰ればいいの…?パパが傷つくママの言動ワースト5」という話題で、記事を書いてみました。ママの変化に適応できない、パパの気持ちに気づいていただけたなら幸いです。
そこで今回は、ママ目線でパパの問題行動を取り上げたいと思います。
私もパパのひとりとして、この記事を書いていてグサッとくることが…。ぜひ、パパと一緒に読み進めてくださいね。
ママとパパでは出産後の愛情に差がある
お茶の水女子大学の研究チームが、出産後の愛情の変化について調査したところ、4割弱のパパが「出産前よりママへの愛情が増した」と答えたのに対して、3割弱のママは「出産前よりパパへの愛情が減った」と答えました。
パパは我が子を産んでくれたママに感謝し、愛情が増すのは理解できます。では、反対にママのパパへの愛情が減ってしまう、場合によって嫌いになってしまう理由は何なのでしょうか。
・育児参加が足りていない
・パパとしての自覚がない
・ママを大切にできていない
思いあたる理由は様々あるものの、実際にどれが理由なのかまでは分かりません。そして、理由が分かったところで、ママの愛情をとり戻す“チャンス”があるのかも気になるところです。
ママからパパへの愛情が減少する理由
同調査ではパパへの愛情が減った理由について、ママに聞き取り調査もしてくれています。
・子どもに愛情が移った…29.86%
・男性として見れない…23.29%
・育児に協力的でない…13.22%
・なんとなく…9.26%
・女性扱いしてくれない…6.21%
・父親として頼りない…6.03%
・苦労を理解してくれない…5.04%
・その他…3.96%
・浮気をしたから…2.79%
・子どもを愛してくれない…0.36%
子どもが生まれたのですから、子どもとパパとで愛情が分散される、むしろ子どもに愛情が移るのは分かります。育児に非協力であったり、頼りないパパに嫌気が差すのも当然でしょう。
しかし、「男性として見れなくなった(家族としか見れない)」というのはパパだけが原因ではない気もしますし、さらに「なんとなく」と理由がないのではパパは解決のしようが無いので困ってしまいますね…。
パパのこの言動にイラっ!ときた
育児は24時間365日、ブラック企業も真っ青になるくらいハードで休みがありません。だからこそ1番身近なパパの存在は重要で、ママはパパの言動に敏感に反応しているようです。
パパ「~ちゃん、おはよう!」
↓
ママ「夜泣きで寝れなかった…」
パパ「~ってどこにあるの?」
↓
ママ「それくらい自分で探して!」
パパ「ママ~、~ちゃんが泣いてるよ」
↓
ママ「気づいてるならあやしてよ」
パパ「急に飲み会になって」
↓
ママ「ご飯作ってるんだけど?」
パパ「(出かける)準備まだ?」
↓
ママ「子どもの準備もしてるの!」
これらはパパの言動に対して、ママの心の声を表したもの。パパの何気ない一言、子どもが生まれる前なら何ともなかった言動が、ママのイライラを高めていることがよく分かります。
中でも、「育児=ママの仕事」と思っているパパの言動にママはイラっとしやすい様子。困ったときは「ママじゃないとね~」と、ママに押し付けてくるのもよくある光景ですね。
心当たりあるパパもいらっしゃるのではないでしょうか?
パパの一言がママを救うこともある
ここまでは、ママからのパパへの愛情が減少する原因について調査してきました。「なんとなく」といった理由は別にして、パパの胸にもグサッとくる内容だったのではと思います。
では、理由が分かったところで、ママの愛情をとり戻すチャンスはあるのでしょうか?
3割弱のママは「愛情が減った」と答えていますが、反対に7割は「減っていない」「増えた」と答えているわけです。そこでさらに調査を進めると、ある共通点が見えてきました。
・「ありがとう」とお礼を言ってくれる
・「代わりにやるよ」とさりげなくサポートしてくれる
・「そうなんだ」とただ話を聞いてくれる
これらはママから高評価だったパパの言動で、共通するのはママを「理解しよう」としているところ。パパの一言でママをイラっとさせることもあれば、救うこともあるのです。
まとめ
今回、ママからのパパへの愛情が減少する理由を調査してきました。
同調査から見えてくるのは、ママはただパパのことが嫌いになったのではなく「コミュニケーションを取ってくれない、育児の大変さを理解しようしないパパ」に嫌気がさしているのです。
ただ、男性は妊娠も出産も経験しないため、女性と比べると育児の大変さを理解しづらい傾向にあります。だからこそ、ママとパパとの間に温度差、愛情の差が生まれるのでしょう。
パパの言動にイラっとするのであれば、一度その思いをぶつけてみることをおすすめします。
お気に入り