自由って大変!フリーランスと子育てを両立させるために必要なこと

DATE - 2019.6.10
CATEGORY - ママのお仕事術
WRITER - 山口恵理香

フリーランスは自由な世界ではない。むしろ、他の人よりも努力するのが当たり前の世界です。

例えば「今日は休む」と決めた瞬間にメールがきたら、その場で対応しなければいけない。「私は休みですから」とは言えないのが、フリーランスの厳しい現実です。

今回は、フリーランスでのお仕事と、子育てを両立させるために必要なことをご紹介しますね♩

妊娠・出産期間はペースが下がってしまうのは覚悟する

フリーランス女子が一番懸念するのは妊娠・出産期間をどう乗り過ごすかです。

当然、妊娠をしても、体調が安定しているなら仕事を続けられますが、さすがに出産直前となれば、今のように迅速な対応はできません。そもそも、つわりがひどければ、出産よりも早い段階で仕事を調整するか、あるいはいくつか仕事をストップしてもらう必要もあります。

ちなみに経験談ですが、筆者の場合は元々、心の持病をもっています。フリーランスという特殊な働き方に、さらには持病をもっているとなると、これから妊娠・出産となったときにどうすればいいのか、年齢を重ねるにつれて不安に感じるようになりました。そんなとき、たまたま心療内科医の先生にアドバイスを伺う機会があったのです。

先生によると、まず妊娠をしたらストレスから身を守る必要があり、なるべくなら休む時間を多めにとってほしいとのことでした。

会社員として出勤する必要がなく、自宅でも仕事が続けられるため(強い負荷がかからない働き方)無理やりやめなくてもいいけれど、どうしても妊娠・出産となれば仕事のペースを下げざるを得ません。

というのが先生の見解でした。

いくら個人的な事情とはいえ、やはり仕事の停止をお願いするとなると、出産後にもう一度、仕事を依頼してもらえる環境を0からつくる必要があります。

妊娠や出産に向けて、仕事のペースが下がるというのは覚悟したうえで、プライベートの時間を一時的に優先することになりますね。

仕事の気分転換として、家事を楽しむ

ある作家さんは「書く→家事→書く→家事」という流れをひたすら繰り返しているそうです。

自宅で仕事をするメリットは「家事」が、気分転換になるところ。ちょっと頭が煮詰まってきたら、お皿を洗う。ライターの場合は、書くスピードが一時的に止まってしまったなら、散らかっている本を本棚に戻す…など、家事や掃除という単純な作業をはさむことでリフレッシュできます。

「仕事も、家事も、子育てもしなくちゃ!」と自分を追い詰めるのではなく、ずっと仕事を続けるよりも気分転換を交えた方が効率よく進む、と考えていた方がお得ですよ♩

サポーターに支えてもらいながら両立していく

フリーランスとして働き続けるのは大変なことです。お仕事を依頼してもらっている以上「今日は休みなんですけど」とは言えません。

基本的に仕事脳を完全オフにはできず、子育てと両立するためには、やはり周囲に支えてもらうことが最大のポイントになります。

たとえば自分の両親が近くに住んでいるなら、時間を決めて預かってもらう。両親も忙しい時はありますから、そんなときは有料サービス(ベビーシッターなど)を利用し、仕事に集中する時間をつくります。

ひとりで、なにもかもすべてを同時進行させるのは、いずれ限界を迎えます。フリーランスの仕事と子育てを両立していくためには、ひとりで抱え込みすぎないことが重要です。

パートナーに手伝ってもらうのは大前提ですが、それぞれの両親、有料サービス、保育園や幼稚園など、ありとあらゆる方法を考えながら、これからも自分らしく子どもの側で働き続けられる環境をつくっていきましょう♩

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ライター写真・山口恵理香
コラムニスト・WEBライター
山口恵理香
2013年よりWebライターとして活動開始。cinq、mer、bis、JJ、CLASSYなど執筆実績多数。モットーは「瞬間を生きる」。金髪とCHANELの赤い口紅がトレードマーク。2019年、出版予定。
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