働くママと赤ちゃん

育児と両立したい!自宅で仕事をするメリット・デメリット

DATE - 2019.4.1
CATEGORY - ママのお仕事術
WRITER - 山口恵理香

自宅で働く。自由な環境で働けるのはたしかですが、実際はスケジュール管理に追われ、メリハリを付けられないまま、忙しい日々を過ごすことに。

自宅で仕事をするというのは、誰もができることではないんです。メリットだけではなく、もちろんデメリットもあります。今回は、自宅で仕事をするメリット・デメリットをご紹介します。

自宅で仕事をするメリット1「自由にスケジュールを組める」

自宅で仕事をするメリットとしては、自由にスケジュールを組める点です。たとえば、子どもが急に熱をだしても、納期が迫っていなければすぐに病院に連れていけます。任せられている仕事の納期さえ守れば、どれだけ子どもの側にいても、誰に迷惑をかけることも、怒られることもありません。

ただし、いつまでも仕事を先送りにしていると、最終的にはパンク状態に

どこまで子どもとの時間を優先させるかを考えながら、日々のスケジュールやTODOリストを組む必要があります。

自宅で仕事をするメリット2「子どもたちに働く姿を間近でみせられる」

会社で働いていると、子どもたちとの距離はほんの少しだけ遠くなります。きっと子どもたちからすると「ママはどんな仕事をしているんだろう?」と不思議で仕方がないはず。

自宅で仕事をしている場合は、少なからず、ママが働いている姿をみせられます。「僕のママは書くお仕事をしてる」「私のママはつくるお仕事をしてる」と、詳細まで分からなくても、世の中にはこういう働き方があるんだと、ひとつ学びにもなります。

なによりママが近くにいてくれるのが、お子さまにとっては嬉しいことでしょう。

自宅で仕事をするデメリット「在宅ワークほど厳しい業界はない」

「自宅で仕事をしています」というと、羨ましがられるようになります。おそらく在宅ワークを経験していない人たちからすると、自由な環境でのびのびと働いていると勘違いするのでしょう。

しかし実際は、自分を律しなければできない仕事でもあります。

「出勤」という習慣がなくなりますから、仕事をはじめるための習慣も自分自身で考えていかなければいけません。場合によっては自宅とは別に仕事部屋を借り、集中できる環境をつくる必要もあります。「自宅で仕事をする」は、決して自由な世界ではないのです。

自宅で仕事をするデメリット2 「周りからヒマだと思われやすい」

「自宅で仕事をしているから、どうせ好きなように過ごしているんでしょう?」自宅で働いていると、そう誤解されてしまう場面も多くなります。

ですが、特にフリーランス(※)の場合、大半の人たちが競合相手に負けないようにと、ひとつでも多く仕事をこなそうと必死になっているはずです。人よりも数倍努力するのは、当たり前。それがフリーランスの(在宅ワーク)の世界でもあります。だからこそ「ヒマそう」と言われると、つい腹が立ってしまうんですよね……。

自宅で仕事をするというのは、決して楽しいことだらけではありません。むしろ自分を追い詰めてしまい、苦しい瞬間も何度もあります。

ただ他のお仕事よりかは、子育てと両立しやすいのも特徴です。家族とも話し合いながら、自宅で仕事をするかどうか決めてみてください♩

※)フリーランス…企業や組織に専従せずに仕事をする人のこと。在宅ワーク…企業に所属しているがリモートワークを認められている人のこと。または、自宅を職場にして働いているフリーランスの人のこと。

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ryukyu’s WRITER
ライター写真・山口恵理香
コラムニスト・WEBライター
山口恵理香
2013年よりWebライターとして活動開始。cinq、mer、bis、JJ、CLASSYなど執筆実績多数。モットーは「瞬間を生きる」。金髪とCHANELの赤い口紅がトレードマーク。2019年、出版予定。
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