自宅が職場になる場合、どうしても仕事漬けの日々になりがちです。ひとつの納期を終えても、その瞬間には新しく納期が設定され、自分で「もう辞めます」と言わない限り、また、需要がなくならない限りは永遠と仕事が続いていきます。
エンドレスな世界だからこそ、体調管理や時間管理も工夫が必要。今回は、在宅ワーカーが陥りやすい3つの危険をご紹介します。
沖縄県は個人事業主が多い県。自分が陥っていないか、ちょっと立ち止まって考えてみてくださいね。
仕事も家事も育児も一か所で、精神的にパンクしやすい
職場が自宅ではなく会社の場合、出勤しなければいけないデメリットはありますが、自宅から離れる(あるいは子どもから離れる)ことで、息抜きになります。会社に行っている間は、ママというよりも“働くひとりの女性”として過ごせます。
しかし、自宅と職場がイコールになってしまうと、家事も育児も同じ場所ですべて進めなければいけなくなり、人によっては、精神的につらくなってしまう可能性も。
たまには子どもから離れ、ひとりゆっくりとカフェで過ごしてみる、もしくは、少し早めに終えて家族でリラックスする時間をとるなど、精神的にパンクしないように気をつけましょう。
仕事から離れられず、エンドレスになりやすい
在宅ワークには「出社時間」「退社時間」がありません。すべて自分の判断に任されているため、どこまで仕事をするのかも、あくまでもそれぞれの裁量次第です。
その結果として、なかなか仕事から離れられずワーカーホリック(仕事中毒)に陥る人も少なくはありません。
たまには、思い切って仕事をしない日をつくる、メールが来てもすぐに返さないなど、自分なりにメリハリをつけながら過ごさなければ、すぐに精神的な疲れに繋がってしまいます。家事や育児など、他にもやるべきことがあるなら、常に仕事とのバランスを調整しておきましょう。
少しでも仕事を進めようと、夜のリラックス時間がなくなりやすい
筆者も実際に日々、在宅ワークを経験していて感じることですが、どうしてもリラックスタイムを削りがちになってしまいます。
在宅ワークの中でもWebライターという仕事の場合、夜でも連絡が来る可能性があり、相手次第では深夜でもメールが到着します。いつもすぐにメールを返すと決めていると、なかなか休息はとれません。
しかし、依頼主に対して「この時間はメールを返せません」「この時間は休みます」と伝えてしまうと、あまりいい顔をされないのが現実でもあります。
つまり、それぞれの依頼主の知らないところで、こっそり休憩をし、場合によっては休暇をとる必要もあります。クライアントの休日が何曜日なのかを推測する、この時間は返信が来づらいなど、各社の傾向と特色をとらえていく必要もあるのです。
最初のうちは、おそらく休みのとり方さえも分からず苦戦するでしょう。けれど、リラックスする時間だけは削りすぎないように、適宜、休息もきちんと取り入れましょうね。
在宅ワークだからこそ「休む時間」が必要です。自分の好きなことをする時間もないまま、自宅にこもりながら永遠に作業を進めるのは、精神衛生上あまりよくありません。休息も業務のひとつとして考えながら、体調を崩さないように気をつけましょう!
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