古くからの文化、神秘的な文化が根付く沖縄。沖縄で生まれ、育っていく子どもたちには沖縄のことをしっかりと伝えていきたい…。今回は、そんな親心を叶えるきっかけになる絵本を4冊、ご紹介します。
えらべる!できる!ぼうけん図鑑沖縄
本の中で、冒険をしながらまだまだ知らない沖縄を学んでいくことができる1冊。
自然豊かな沖縄の海の生き物、陸の生き物を探しながら、「こんな生き物が沖縄には生息しているんだ!」と驚くはず。沖縄にしかないすごい場所や、妖怪キジムナー、龍にも会えますよ。
この本で学んだら、今度は実際に家族で沖縄巡りをしてみるのもいいかもしれません。この本はリアルな冒険への橋渡しをしてくれます♩
えらべる!できる!ぼうけん図鑑沖縄
著/mananico
マンガ 沖縄・琉球の歴史
沖縄が昔、琉球王国だったことを教えてくれる1冊。琉球王国がどうやって誕生したのかをNHKドラマ「テンペスト」の時代考証も担当した、知識豊富な著者が解説してくれます。マンガ形式なので、子どもたちも苦も無く読み進めていくことができるでしょう。
琉球王国だったころの庶民の暮らしぶりや日本との関係など、大人が読んでも面白い内容です。
マンガ 沖縄・琉球の歴史
著/上里隆史
やんばるの森
やんばるの森にはたくさんの生き物たちが暮らしています。世界的に見ても、珍しい貴重な動植物でいっぱい。ヤンバルクイナやヤンバルテナガコガネなど、やんばる固有の生き物のことをもっと子どもたちにも知ってもらえる1冊です。
こんな環境が沖縄にあるというのも奇跡のようなだあ…と感じます。
やんばるの森
写真・文/湊 和雄
チムドンドンおきなわ
クイズ形式で沖縄のことや海や森の生き物のこと、おいしい食べ物のことなどを自然と学ぶことができる絵本。子どもの読み聞かせにも◎な1冊です。
絵本の問いかけに親子で一緒に考えてみましょう。著者は沖縄タイムスにも在籍していた経歴を持ち、沖縄のことを知り尽くしています。大人も得るものが多い絵本です。
チムドンドンおきなわ
作/かいはたみち・あさとめぐみ
絵/sava
いかがでしたか?
私たちの住む沖縄のすばらしさを再発見できる本がこんなにも!お子さまと一緒に本を眺める時間を、ぜひ持ってみてください。