赤ちゃんとママ

ひとり親家庭は知っておきたい、北谷町の医療支援や育児支援制度とは?

DATE - 2020.1.13
CATEGORY - 妊娠・子育て・家族
CATEGORY - ライフスタイル
WRITER - たつお

沖縄県では子育て支援制度が充実しており、特にひとり親家庭に対する支援や施策を積極的に取り組んでいます。北谷町も例外ではなく、ひとり親として子育てに奮闘するママやパパたちを積極的に支援してくれます。医療支援や育児支援を含めて、経済的に嬉しい制度が充実しています。

今回は、北谷町で暮らすひとり親の方たちにとって嬉しい制度に注目していきましょう。

ひとり親家庭への医療費助成制度

まずは、ひとり親家庭に対する医療費助成制度について見ていきます。母子家庭や父子家庭が安定的に生活していくことができるように創設された制度です。条件を満たした家庭は医療費の一部を負担してもらうことができます。

対象者は以下の通りです。

・母子家庭の母と子ども
・父子家庭の父と子ども
・父母のいない子ども

※子どもの対象年齢は0歳から18歳まで。

ママやパパ、扶養義務者の所得制限もあるので、確認しておきましょう。

北谷

6人目以降の子どもがいる家庭については、子どもが1人増えるごとに所得限度額が38万円ずつ追加されていきます。

所得限度額などの条件を満たして手続きを済ませたら、病院などで支払った1ヶ月の医療費の中から一部の金額を負担してもらうことができます。自己負担額は1医療機関ごとに1,000円です。

ひとり親家庭で経済的に苦しい状況にある方たちにとっては、とてもありがたい制度ですよね。

詳しい手続きの方法や詳細に関しては、北谷町役場の住民福祉部子ども家庭課に問い合わせてみましょう。

北谷町役場 住民福祉部子ども家庭課
沖縄県中頭郡北谷町字桑江226番地
電話:098-936-1234
FAX:098-982-7715

北谷町の保育料減免制度

北谷町ではひとり親家庭を経済的に支援するための制度として、保育料減免制度も用意されています。認可外保育施設に入所した子どもがいる場合、保育料を減免してもらえることも。

子どもが認可保育園に入所した場合は対象になりません。一般的に認可保育園よりも認可外保育園の方が保育料が高いことから、認可外保育園に入所した子どもがいる家庭が対象となります。

利用料減免の計算方法については、認可保育園の保育料が基準となります。認可保育園に入園した場合と比べて、それよりも高くなった分について減免措置を受けることができます。

例えば、以下のようなケースがあるでしょう。

認可保育園の保育料(月額):1万5,000円
認可外保育園の保育料(月額):3万5,000円

この場合「3万5000円-1万5000円=2万円」となり、2万円分の保育料減免措置を受けることができます。

利用料減免の上限は2万6,000円までとなっています。

ひとり親家庭で少しでも経済的な負担を和らげたいと思っている方にはとても嬉しい制度ですよね。こちらも手続き方法や詳しい内容は、北谷町役場の住民福祉部子ども家庭課にお問い合わせください。

北谷町役場 住民福祉部子ども家庭課
沖縄県中頭郡北谷町字桑江226番地
電話:098-936-1234
FAX:098-982-7715

まとめ

北谷町ではひとり親家庭の経済的な安定と子どもの健やかな成長を願って、さまざまな支援制度が用意されています。ひとり親の方は普段からさまざまな悩みを抱えることも珍しくありません。

精神的にきつくなってきた場合や経済的に苦しくなってきた場合は、1人で抱え込むのではなく行政の支援を頼ることがおすすめです。役場に行っていろいろと相談してみれば、今後の道筋が見えてくることもあります。子育てのことや普段の生活で何か困ったことがあれば、遠慮せずに役場の方に相談してみましょう。

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ryukyu’s WRITER
ライター:長野達央
ライター
たつお
フリーライターとして多ジャンルの記事を執筆中。埼玉県在住で沖縄には高校の修学旅行で行ったきり行けていませんが、いろいろと勉強してまいります。渡嘉敷島が印象的で素敵な場所だと思っています。サッカー観戦も好きで、FC琉球のJ1昇格を願っております。
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