沖縄と料理を作ることが大好きで「食べることは楽しいこと」をテーマに生きる筆者。沖縄の食を通して、受け継がれていくべき文化や歴史を美味しく楽しく学んできました!
ヌチグスイ(命の薬)食べることは病気を治すこと?!
琉球王国と呼ばれた時代から現在に至るまで、様々な食文化が生まれてきています。その中で、今回注目していきたいのが、おじぃ・おばぁの笑顔の源で「長寿の秘訣」とも言われている『琉球王国時代の庶民の食!』
先人達の知恵がすごいんです!
「くすいないびたん」
これは、先人の方々が食後の「ごちそうさま」に言う言葉で「薬になりました」ということ。食事を食べて「薬になりました」って、食事への感謝と敬意の気持ちが半端ない。
この言葉を通して、沖縄の食材や食文化の栄養に対する信頼が伝わりました。おじぃ、おばぁの笑顔の源、ヌチグスイ。美味しくたくさん食べて、先人の知恵を受け継ぎながら笑顔の輪を継承していきたいです。
沖縄の豆腐は4種類
栄養満点の沖縄食材の中から、今回は豆腐をご紹介。沖縄の豆腐は4種類あり「島豆腐」「ゆし豆腐」「ジーマミー豆腐」「豆腐よう」と種類が豊富!
さらに、沖縄の豆腐は環境や気候の影響から、木綿豆腐などと作り方が違うんです。(※そもそも、ジーマミー豆腐は落花生で作るので大豆の豆腐とは別物ですしね)
熱を入れるタイミングや、にがりの違いで、栄養価は通常のものより高いとのこと。低カロリーでタンパク質やビタミンなどの栄養は豊富なので、メタボ予防には最適!大豆の旨みたっぷりで、新鮮で出来立てあったかな新鮮豆腐を食べられるのも、沖縄の島豆腐の魅力だなあと思います。
そんな美味しい豆腐だからこそ、沖縄県内の豆腐の消費量は全国一!なんですね。
元祖ゆし豆腐そば〜高江洲そば〜
なかでも、筆者がすきなのは「ゆし豆腐」。沖縄県内で一押しなのは「高江洲そば」です。
沖縄そばの深い味わいの出汁に、優しいまろやかなゆし豆腐が麺に絡んで絶品。昼時には、地元の常連さんや観光客で満席となるので、早めに向かうのが◎です。ただ、回転は早いので待ち時間も短めです。
座敷もあり、お子さまづれのお母さんたちにも行きやすいお店です♩
美味しい想い、いただきました。くすいないびたん!