「在宅ワークは自宅で仕事ができるから簡単そう!」
そう思われがちですが、実際に毎日続けていると、決して自由業ではないことを痛感します。ママ業や家事と一緒に進めていくのは、意外と大変なのです。
ただ、会社に出社するよりは自由度が高いのは、たしか。逆に、自宅にこもってしまうゆえのストレスもあります。
今回は、筆者が体感した在宅ワークの「理想と現実」のご紹介です。
好きなタイミングで休みはとれない
在宅ワークも種類によって状況は異なりますが、Webライターの場合、自分の好きなタイミングで休みがとれないときも多々あります。さすがに、インフルエンザのように、あきらかに状況が違うときは休めますが、基本的には納期厳守の世界。
ゆったりとした余裕ある世界ではありません。
もしかしたら、子どもを理由に要望を依頼主に押し付けすぎると、場合によっては、なかなか継続するのが難しくなるかもしれません。
あくまでも納期は守りながら、その中で子どもとの時間をどれだけ多めに設定するかを考えることが大切。在宅ワークといえど「仕事」です。それさえ覚えていれば、ママ業との両立も、自分なりのやり方で目指せるでしょう。
自宅や仕事部屋にこもりきりのときも
「在宅ワークだから自由に出かけられる」と思っている人も多いようですが、仕事が立て込んでしまった場合は、自宅や仕事部屋にこもりきりのときもあります。前倒ししつつ、詰めて仕事をしないと間に合わない場合もあるのです。
筆者(Webライター)の例を参考にお伝えすると、実績がない時点では、とにかく数をこなす必要がありました。単価も今ほど上がっていませんでしたし、生計を立てていくためにも、自宅によく引きこもっていました。
在宅ワークとはいえ仕事に集中しなければならないときは、周りからのサポートも大事。もしパートナーが「在宅ワークは楽」というイメージを持っていたら、「自宅にいても仕事でひきこもることもあれば、家事まで手が回らないこともある」ということを理解してもらうことが大切です。
自分だけで子育てや家事をどうにかしなければ…!と思うとストレスになりますし、自分だけでどうにかしよう…なんて思う必要はありません。
忙しい時期は、自分の時間はない
なんども言いますが、在宅ワークも仕事です。
立て込んでいれば、お風呂にゆっくり入っている自分の時間もなくなってしまいます。
自分なりの対策を考えるのがベストですが、筆者の場合は、たとえ深夜になろうとも、すべての仕事を終えてから、自分の時間を取ったり、お風呂に入ったりすると決めています。
一度、お風呂に入ったら、そこから先はあまり仕事をしない。「たとえ、夜中にメールが来てしまっても翌日に返す」と心の中で決めています。
抱いていた在宅ワークの理想のイメージと、現実のギャップで感じてしまうストレスもあります。けれどストレスを上手く解消させ、体調管理を整えるのも業務のひとつ。ママの場合は、子育てとも両立できるように対策を考えなくてはいけません。
在宅ワークの先輩にも話を聞いたり、本を読んだりと、情報収集をしながら、自分なりのやり方を見つけてみてくださいね♩
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